2013-08-31

カラー 穂高岳・槍ヶ岳 / 三宅 修・山下 喜一郎・岩場 崇至



最近、古書にて入手した山関連の書籍。

山渓カラーガイドと銘打たれたシリーズ物の55巻にあたるよう。
奥付を見ると、
初版発行 昭和47年8月1日
8版発行 昭和52年5月1日
とある。

「まえがき」より一部引用、

バスに揺られて誰でも行ける上高地、気軽なサブザックで歩ける一般コースから高度の技術を要求される超一流の岩場まで、この山域には幅広く山の好きな人々を惹きつける魅力があふれている。
その魅力を、この山渓カラーガイドで整理し、再現してみたら、限られた休暇に行き場のない山恋いの心を持てあましている山仲間の、机上登山のゲレンデとして役立つのではないか、あるいは公害騒ぎの町の中に、ここだけはいつでも穏やかな山頂の憩いを感じてもらえるオアシスになりはしないか。そんな願いをこめて撮影し、まとめてみた。

とあるように、同書は所謂、山行ガイド本って感じではなく、写真ページと解説ページを交互に配した鑑賞・読み物的な内容となっている。

ページを繰り、見慣れた風景やねと眺めつつ、あんなところにこんな祠があったかしら、みたいに現在と異なる事物が写っているのは興味深い。

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