昨年は白山に堂々した昔の勤め先の方々と赤岳に赴く。
両日とも降ったり止んだりの天候でいいとこなし。
赤岳登頂は果たせたものの、ガスまみれ小雨がちの天候で八ヶ岳熱も一気に冷めた感じ。
赤岳鉱泉に幕営
赤岳を目指すも憂鬱
行者小屋のところから地蔵尾根を登ります。
稜線上の斜面ではコマクサが。
こんな天候ですから、赤岳山頂に人気は無し。
次は、登りがいがありそうな真教寺尾根か権現岳の方、南の方からアプローチすることとしよう。
一応、ヤマレコにも登録してます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-125620.html
2011-07-29
赤岳
2011-07-18
黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳登頂
16日夜発の高速バスで17日6時過ぎにJR甲府駅前着、中央本線でJR日野春駅に移動、タクシーを利用して竹宇駒ヶ岳神社まで。
夏山初端は南アルプスの甲斐駒ヶ岳とした。
広河原経由北沢峠からだとアプローチに時間がかかってしまい、北沢峠着が昼過ぎ、当日中のピストンは難しそう。ならばならば、もうひとつの選択肢、黒戸尾根のルートを辿ってしまおう。
しかしてこのルート、日本三大急登のひとつに数えられていて、登山口から山頂までの標高差が2200mなのだと、テントを担いでとなれば少々不安になってきたりも。
ヤマケイアルペンガイド「南アルプス」での同項目ページでは、「日本アルプス屈指の急登コースから花崗岩の絶頂を征服」とあります。
まあ、登りがいはありそうやね。
横手駒ヶ岳神社の登山口もあるようだが、オーソドックスに北杜市白州町の竹宇駒ヶ岳神社から。
ここで準備体操などをして、拝殿横すぐに「日本名水百選」との掲示がある尾白川にかかる吊り橋を渡ります。
橋には「5名」との掲示がありますから、一度機に渡れるのは5名までということなのでしょう。
「甲斐駒黒戸尾根登山道」とある左手に進みます。
横手駒ヶ岳神社からの登山道との合流地点、「甲斐駒ヶ岳まで7時間」とあります。ううむぅ。
急な登りを幾度がこなし、平坦な道を少し行くと、またそこそこ急な登りみたいな感じで歩み行く。
刃渡りという岩場に至る頃より、展望が開けてくる場所もチラホラ。
こんな痩せた尾根をしばらく進み往くと、本日最初のハシゴが。これがいくつもあって辟易、そのうち忉利天に到着。
ここいらで小休止というか、お昼にしました。
from 5号目あたり。
このハシゴが長い。
この橋を渡ってから七丈小屋まで、そこそこややこしい岩場が続く。
少しも難しいことはないのだが、テント泊装備なので、そろそろ肩にのしかかる感があり、少々めげ始めていただけ。
「この期に及んで、こんなん登れっていうんかい」などとブツブツ言いながら、クリアしていきます。
16時前、七丈小屋に到着。
テント泊の手続きを済ませ、早速にビールを購入し、少し離れたテン場に。
第一テント場は既に満杯のご様子、更に進んで第二テント場にて幕営をば。
ビールを飲みながらテント張ってましたよ。
鳳凰三山とその向こうの富士山とか、八ヶ岳の連なりを眺めてご満悦。
18日早朝。4時に起床、しばらくすると日も昇ってきましたわね。
みっちり8時間寝て、気力体力とも回復。
とはいえ、テントを撤収し出発したのは6時半過ぎ、えらくゆっくりしてしまった。
昨日よりずっと辿ってきた道を振り返る。
少しずつ、周囲の展望が開けてきます。
北アルプスも見えてきましたわ。
8合目。このあたりより岩場が続きます。
こんな情景にしばし見とれつつ進みます。
甲斐駒ヶ岳(2967m)頂上に到着、360°の展望に感涙。
仙丈ヶ岳にはセットで登りたかったわね。またの機会に。
40分ほどゆっくりしてから、北沢峠方面に下り行きます。
from 駒津峰
おおっ、甲斐駒ヶ岳ってカッチョいいやん。
北沢峠まで辿ってみると、やはり黒戸尾根ルートの選択は大正解であったなあ、と確信。
とても面白かった。
ヤマレコにも登録しています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-122919.html
2011-07-10
山小屋で、会いましょう!/鈴木 みき
山小屋で、会いましょう! 楽しみ広がる「お泊まり登山」 鈴木 みき 講談社 2011-07-08 売り上げランキング : 2680 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
傑作です。