2013-01-27

綿向山で雪山ハイク

会の山行にて、総勢9名で鈴鹿山脈の西南端に位置する綿向山へ繰り出す。
表参道コースをピストンの予定。

夏に赴いたのと同様、JR近江八幡駅から湖北バスにて北畑口まで。
登山口までの長い林道を辿る。


登山口

登山口にて雪山装備を。
念のため、ポールにピッケル、アイゼンを持参するも、私はいずれも使用せずに済ますつもり。

来月後半の硫黄岳山行に参加する3名は、トレーニングを兼ねてピッケル+アイゼン装着にての行動。
11月、12月と八ヶ岳が続いたので、私は今回の硫黄岳はパス。


5合目の避難小屋
地元の方々が大切にされているんですね、
よく手入れが行き届いているのには感心させられます。


7合目
この先から夏道を外れ、直登のコースに移行する。
若干急登ではありますが、山頂までは夏道より短時間で到着可。


綿向山山頂





眺望は全くもってアウト、残念。
しかして、雪が舞う限りなくグレーな色彩の中にヤッケのカラフルな色合いが映える、そんな雪山ならではの光景も悪くない、と気を取り直してみたり。


麓まで下山し仰ぎ見る。

いやまあ、面白かった。

2013-01-20

堂満岳

会の雪山教室のお手伝いで比良の堂満岳に。
自ら受講した折より回を重ね、冬季の堂満岳は4回目。
ということは入会してから丸3年になるわけか。
実は、会の山行では歩行やラッセルの実習に時間をとられ、一度も頂上に至ったことがなかったりする。


イン谷あたりから入山


ノタノホリ


東稜途中のトレースを外れて直登する

ワカンを着けてのラッセルの実習では、受講生の方々はやはり苦労している様子。
私はといえば、ワカンを着けたことは数えるほどしかない。
これまでラッセルを強いられるような雪山山行はほとんど無かったものの、それなりにスイスイと登れてしまいましてね。
雪山の慣れみたいなものがあるのかしら。

2013-01-18

サブウェイ・パニック+暴走機関車

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先のHMV店頭にて「モト・グロッソ・フェイオ」を手にしてご満悦、他にめぼしいものはなかろうかと、同時に発売されていたBNLAのディスクに目を走らせるも、食指が動かない。

ならば、毎度のことながら、DVDの方もチェックしておくかと、そちらに移動。
はたまた、「オッ!」と声を挙げてしまった。
サブウェイ・パニックと暴走機関車のカップリング、しかも廉価のDVDが発売されていた。
この時期の、同ジャンルの映画って秀作が多い。

少し前、トニー・スコット監督が、デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ主演でリメイクしていたのが、「サブウェイ123」。

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劇場では見逃したものの、後に廉価DVDを入手して鑑賞する。
監督がトニー・スコットなので、実際、面白くないわけはないのだが、前作には及ばないのである。

「サブウェイ・パニック」はウォルター・マッソーに敵役がロバート・ショー、うーむぅ、やはり無理からぬこと。
というか、同ストーリーの時代背景は1970年台にこそよりマッチするってのが実際の印象。
早川文庫で出てたジョン・ゴーディの原作も面白かったもんね。

「暴走機関車」というのは、昔、日曜洋画劇場で見たことがある。
へえー、ジョン・ボイトが出てましたか、当時はようわからんかった。
ジョン・ボイトといえば、我々の年代にとっても「真夜中のカーボーイ」となりますね。
ラストでダスティン・ホフマンが・・・、とても切ない想いを抱いたものだった。

ジョン・ボイトって、最近もいろんな映画に出ていて、よく見かけますなあ。
「ミッション・インポッシブル」のフェルプス君演ってたりして、あれは笑ってしまった。
年いってるようやけど、元気そう。

2013-01-14

モト・グロッソ・フェイオ / ウェイン・ショーター

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ウェイン・ショーター

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Jazz関係の雑誌に目を通さなくなって幾星霜(というか、Swing Journalは数年前に廃刊になったはず)、昔は熱心に新譜や復刻の情報を読んでたんやけど。
必然、昨今の情報源はネットとなるが、かつてのように情熱を抱けず、思い出した頃にチョロっと覗く程度。

で久方ぶりにAmazonのサイトにアクセスしていたところ、お薦め欄に表示されている画像を目にして、思わず「オッ!」と声を挙げてしまった。
えええっっっ〜、こんなのが出てるのかい。
昨年の11月って・・・、絶句。

で、直ぐ様、ガーデンズのHMVに走りましたがな。
おおっ、まだ、店頭に残ってる。
良かった。

以前に米盤でCD化されてたかな?
記憶が定かで無い。

昔、ブルーノートのアナログを集めていた頃、中古盤で偶然入手。
内容はホント素晴らしく、以来、長く愛聴していた一枚。
アナログ盤を聴かなくなってから、CD化されているのかも不明で、一度、Macに取り込んでCDを作成してみたのだが、何処にやったのか、現在、手元にはない。
レコードはまだあるはずなんで、折りにふれ、また、CDに焼かんとなあ、とは思いつつそのままに。

ショーターのリーダー作では、これ、一番好きかも。
早速、iPhoneに取り込まねば。

ミストラル / フレディ・ハバート

ミストラル(紙ジャケット仕様)ミストラル(紙ジャケット仕様)
フレディ・ハバード

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先々月でしたか、三宮のHMVで購入したはず。
フレディ・ハバートのポップなやつ、フュージョン系なんかも聴かなくはないけれど・・・、これはどうなんやろう。

面子を見ると売れ線狙いのフュージョンものと判断できるが、ジョージ・ケイブルスが参加してたりするので、実はメインストリームなのかなと。
そんな期待は大ハズレ、音作りは当時流行ったソフト路線のフュージョンサウンド+メインストリームフレイバーが少々って、かなり微妙な感じ。
曲によってその塩梅が異なってくる。
率直に言って大いにがっかりな内容ではある。
まあ、フレディのホーン自体はクリアで素晴らしく文句のつけようはない。

最悪なのはアート・ペッパーが参加していること。
個人的には、バリバリ吹いてしまう晩年のアート・ペッパーってのは興味の対象外。
それでも、我らが天下のアート・ペッパーである。
なんで、こんなのに参加するかな?
憤りさえ覚えてしまう。
フュージョン系の音に重ねるペッパーのアルトなんて全くのミスマッチでしかありえない。

音は良いけどね、このディスク、それだけ。

Mr. B. / Chet Baker

Mr. B.Mr. B.
Chet Baker

Timeless Jazz Legacy 2011-05-26
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昨年3月にAmasonより入手していたものの、ずっと放置していた。
我が敬愛する同時代のChetであれば、憂鬱になりがちな雨模様の休日には相応しいかろう、とディスクを取り出しプレーヤーに。

オランダのTimelessレーベル盤。
1985年10月の録音と記されているが、ホントかな?
あちらでの復刻盤に関しては、けっこういい加減な記述が多く、一応Chetのディスコグラフィーを検索して照合してみると、どうやら May 25, 1983 というのが正解であるよう。

晩年のヨーロッパにおける数多ある録音の数々は玉石混淆、しかして本盤は玉の方でありますね。
身を削るようにして紡ぎ出される枯れた味わいの音色は、唯一無二の美世界、同時期のChetならでは。
ただただ、酔い痴れるのである。

2013-01-04

3000mに至らず 年初の北沢峠



昨年の歓喜に味をしめてというわけでもないが、年初は南アルプスを再訪。
会のメンバー併せて4人での道行。
1年前に比べ積雪量が多く、天候の優れぬ山行となった。


戸台川河川を辿り行く。

今回は公共の交通機関での戸台入りなので、出発時間が少々遅め。
この時期は当然のことながら林道バスは走っておりませんから、戸台川を辿って北沢峠のテント場までの長丁場を歩き往きます。

道中ずっと曇り空で寒々しく、鬱陶しい気分のまま歩を進める。


丹渓山荘跡


北沢峠の長衛荘

北沢峠に至る頃には降雪あり。
駒仙小屋前のテン場に幕営し、翌日の登頂に備える。
じっとしていると、歯の根も合わずガチガチ鳴らせ大きく体を震わせる、寒さで自然とそうなってしまう。
やはり、当地の環境は厳しい。



3日早朝、仙丈ヶ岳山頂を目指してこれより出立。
天候が優れず、テン場から望見できる小仙丈もガスの中。


大滝頭5合目

このあたりまでくると、北岳が視界に入るはずなれど、天候不良のため周囲の景観はボツ。

諸般の事情で私ともう一名はここまでで下山。
分けたパーティーの2名も天候不良のため、小仙丈ヶ岳手前で下山することに。
冴えぬ仕儀となった。


4日早朝


テン場にて

我々は下山日。
本日は快晴、この日登頂される方は幸運ですね。


復路の道のり、ずっと甲斐駒が見えてましたね。


幾度も振り返って、甲斐駒を仰ぎみる。


昼前に戸台口着。

好天に恵まれず、登頂はならずとも、昨年同様テン泊の荷物を担ぎ、戸台からのルートを歩み入り、同地で2晩過ごせたことで個人的には満足している。


塩尻駅から眺める穂高

塩尻市は市街から唯一穂高が眺めやれるんですと。
穂高もちょいとご無沙汰、今年は涸沢へも赴かんとね。