2011-07-29

赤岳

昨年は白山に堂々した昔の勤め先の方々と赤岳に赴く。

両日とも降ったり止んだりの天候でいいとこなし。
赤岳登頂は果たせたものの、ガスまみれ小雨がちの天候で八ヶ岳熱も一気に冷めた感じ。


赤岳鉱泉に幕営


赤岳を目指すも憂鬱


行者小屋のところから地蔵尾根を登ります。


稜線上の斜面ではコマクサが。




こんな天候ですから、赤岳山頂に人気は無し。

次は、登りがいがありそうな真教寺尾根か権現岳の方、南の方からアプローチすることとしよう。

一応、ヤマレコにも登録してます。
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2011-07-18

黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳登頂

16日夜発の高速バスで17日6時過ぎにJR甲府駅前着、中央本線でJR日野春駅に移動、タクシーを利用して竹宇駒ヶ岳神社まで。

夏山初端は南アルプスの甲斐駒ヶ岳とした。
広河原経由北沢峠からだとアプローチに時間がかかってしまい、北沢峠着が昼過ぎ、当日中のピストンは難しそう。ならばならば、もうひとつの選択肢、黒戸尾根のルートを辿ってしまおう。

しかしてこのルート、日本三大急登のひとつに数えられていて、登山口から山頂までの標高差が2200mなのだと、テントを担いでとなれば少々不安になってきたりも。
ヤマケイアルペンガイド「南アルプス」での同項目ページでは、「日本アルプス屈指の急登コースから花崗岩の絶頂を征服」とあります。
まあ、登りがいはありそうやね。



横手駒ヶ岳神社の登山口もあるようだが、オーソドックスに北杜市白州町の竹宇駒ヶ岳神社から。


ここで準備体操などをして、拝殿横すぐに「日本名水百選」との掲示がある尾白川にかかる吊り橋を渡ります。


橋には「5名」との掲示がありますから、一度機に渡れるのは5名までということなのでしょう。


「甲斐駒黒戸尾根登山道」とある左手に進みます。


横手駒ヶ岳神社からの登山道との合流地点、「甲斐駒ヶ岳まで7時間」とあります。ううむぅ。


急な登りを幾度がこなし、平坦な道を少し行くと、またそこそこ急な登りみたいな感じで歩み行く。


刃渡りという岩場に至る頃より、展望が開けてくる場所もチラホラ。
こんな痩せた尾根をしばらく進み往くと、本日最初のハシゴが。これがいくつもあって辟易、そのうち忉利天に到着。
ここいらで小休止というか、お昼にしました。


from 5号目あたり。


このハシゴが長い。


この橋を渡ってから七丈小屋まで、そこそこややこしい岩場が続く。
少しも難しいことはないのだが、テント泊装備なので、そろそろ肩にのしかかる感があり、少々めげ始めていただけ。
「この期に及んで、こんなん登れっていうんかい」などとブツブツ言いながら、クリアしていきます。


16時前、七丈小屋に到着。
テント泊の手続きを済ませ、早速にビールを購入し、少し離れたテン場に。
第一テント場は既に満杯のご様子、更に進んで第二テント場にて幕営をば。
ビールを飲みながらテント張ってましたよ。

鳳凰三山とその向こうの富士山とか、八ヶ岳の連なりを眺めてご満悦。


18日早朝。4時に起床、しばらくすると日も昇ってきましたわね。



みっちり8時間寝て、気力体力とも回復。
とはいえ、テントを撤収し出発したのは6時半過ぎ、えらくゆっくりしてしまった。


昨日よりずっと辿ってきた道を振り返る。
少しずつ、周囲の展望が開けてきます。
北アルプスも見えてきましたわ。


8合目。このあたりより岩場が続きます。


こんな情景にしばし見とれつつ進みます。


甲斐駒ヶ岳(2967m)頂上に到着、360°の展望に感涙。


仙丈ヶ岳にはセットで登りたかったわね。またの機会に。


40分ほどゆっくりしてから、北沢峠方面に下り行きます。


from 駒津峰
おおっ、甲斐駒ヶ岳ってカッチョいいやん。

北沢峠まで辿ってみると、やはり黒戸尾根ルートの選択は大正解であったなあ、と確信。
とても面白かった。

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2011-07-10