2008-12-31

東おたふく山

気楽な独り身とはいえ、年末ですからそれなりに所用はあるものの、ちょいと体を動かしておくべく、早起きして近場の東おたふく山へ。

阪急芦屋川駅から7:13発のバスで東おたふく山登山口のバス停まで。
7時半頃から歩き始め、いつもの道を進んでいましたら、
アレッ、何この道標?



以前はこんなのなかったはず。新設されたのか?
これまでは舗装された登りの道を往ってましたよ。

なるほど、こちらは全くの山道となるか。



8時ちょい前、頂上に至る。この道を進んでも時間的にさほど違いはないよう。
頂上はほぼ全面、霜が降りてますわい。うう寒。



やはり動きを止めると、一層に冷え込んでくる。剥き出しの手がたちまちにかじかんでくるので、手袋を装着。



いつも通り、頂上からずっと下っていきますが、緑の色彩が乏しく寒々としています。
右手の六甲山を見やっても同様。

時たま吹きつける寒風に、更に身を縮めつつ、朝食がでらに持参したおにぎりをパクつく。携帯魔法瓶の熱いお茶により瞬時人心地に。

雨ヶ峠に至るも早朝故か、人気はなし、と思いきや、お一方、反対方向からやってくるので挨拶を交わす。



このまま六甲を目指したいところなれど、そこは我慢、我慢。
風吹岩、ロックガーデンを経て出立して阪急芦屋川駅へ戻るルートを辿る。



風吹岩って、これまで通ったことがなく知らなかったが、大阪方面からずっと西の方まで見渡せる絶好のビューポイントであった。



横を素通りするのではなく、実際にロックガーデンの岩場にとっかかるのは中学校以来ではなかったか。懐かしい。
阪急芦屋川駅着は10時過ぎ。
短いながらそれなりに充実したウォーキングであった。



帰途はJR芦屋駅まで向かい、買い物を少々。
JRを利用して西宮駅へ。

帰宅後は少し休んで後、気分を変えてフルトヴェングラーの第九を鳴らしながら、昨日に引き続きお掃除をば。

2008-12-28

大比叡(比叡山)

これまで六甲山系をベースに歩いていたが今回はちょいと遠出、滋賀と京都の境に位置する大比叡を目指す。
年の瀬を迎えたこの時期、冬場の山の寒さはどれほどのものかと一抹の不安が。



京都駅から乗り換えた列車が遅れていたらしく、JR湖西線比叡山坂本駅着が9時過ぎ。
やっぱりここらは冷えるねぇ。
降りしきるといった威勢の雨は細かく、霧雨って感じ。
なにはともあれ、歩くに支障なさそう。

山側に向いて歩き出した途端、携帯に連絡が。
ま、まさかのクライアント様から?
あれま日曜日も営業されている先やわ。よりにもよってこんな時に・・・。
複雑な内容であれば、対応もままならぬよ。

どうしました?
PCがウンともスンともいわない?
再起動は試してみました?
それでは、スイッチを長押ししてみて下さい。
ああ、動きましたか・・・、ちゃんと動作するかいろいろ試してください。
・・・大丈夫ですか、それはよかった。
それでは失礼します。



体感的な寒さに増して、かような一事で、気分は更にクールダウン。
足取り重く、日吉神社の赤いとりいの横の登山口に至る。



とっかかりの階段がとぎれてより登りの道をずっと進んで行きます。

延暦寺に至る手前、何やら法然さんゆかりの場所ということで、法然堂というのがありました。



うちは浄土宗ですけど、個人的には、そっち方面に関してさほど熱心でなかったりしますが、法然さんの思想には共鳴するところもあり、ちょいと興味がわいてきます。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。



先に進んでいきますと、文殊楼が。
世界遺産の延暦寺といえばやはり根本中堂ですね。



内部を巡りつつ、その荘厳な印象に感銘を受け、思わず自他ともの安寧を願って合掌。

登るほど寒さはいや増すも、今や気分は清々しかったりして。
延暦寺内を進み、頂上への鳥羽口あたりでは明確に雪が残る状態。
一応、前日に軽アイゼンを持参してはいるものの、実は使用したことはなく、いったいどんなタイミングで装着したものか。
まあ、ここではまだいらんでしょう。

雪の道を進み、頂上手前のテレビ局のアンテナが林立するあたりではいちめん真っ白。

頂上には、大比叡(おおびえい)標高846mのプレートと一等三角点があります。



進行方向に下っていくと、比叡山遊園地の駐車場に。
この施設はこの時期閉鎖しているようで、人気がありません。
ここからは曇天ながら、琵琶湖と大津市内が見渡せます。晴れていれば、絶景でありましょう。
吉川英治の「平将門」では、将門と藤原純友が京の都を見渡しながら語らうところがありましたが、ここいらあたりであったかな、などと妄想してみたり。

「京都一周トレイル」に突き当たり、ここからはそのコースに沿って進んでいきますと、スキー場跡が。



しばらくいくと、比叡山ロープウェイの駅に着きますが、ここもオフシーズンということで休止しているよう。



位置的には京都の方を向いているので、京都市内を見下ろすに絶好。
将門と藤原純友はここいらから見下ろしたのかも。

後はひたすら下っていくのみ。途中すぐに残雪は途切れ、寒さも緩んでいくよう。
そのまま雲母坂を下り、京都の修学院あたりに至る。

2008-12-23

杣谷峠〜徳川道

阪急六甲駅に着いたのは11時頃。
山側の道を西に辿り護国神社の前を通過、直ぐにでくわす川に沿って北上していくと長峰橋に。ここから山道に入っていくよう。



先ずは、杣谷峠を目指します。

いくつかの堰堤を過ぎ、階段状の登りが多くなるあたりからちょいとけわしくなってきます。



長峰橋のところから小一時間ほども歩いたでしょうか、やっとこさ杣谷峠に到着。



ドライブウェイに出会すと、さすがのiPhoneも圏内に復帰。GPSを稼働させ、周辺の画像をひっぱっときます。使いこなすの、苦労しますわね。



自動車道を越え、山上にある穂高湖へ。



ここで弁当にしようかとするも、山中の寒気は尋常ではなく、しばし足を止めるだけで、たちまち汗は引き体が冷えてきますから、休憩もそこそこにそのまま徳川道を進むこととします。

しばらく往くと直ぐに、先々週の石楠花山行時のルートに出くわし、今回はこれを下りとして辿ります。

トエンティクロス、市ヶ原を経て、



布引貯水池に。
西からの陽光が暖かかったので、ベンチに腰掛け遅い昼食とする。
ここで15時頃だったか。



後は、布引の滝を通り、新神戸駅に至り帰途に着く。

寒くはあるも、歩を進めるうちはさして苦にならず。
こんな季節でも気持ちよく歩けましたとさ。



参考にしたガイド本によると、
杣谷峠 610m
歩行距離 12,5km
なのだそう。

今日も面白かった。

2008-12-13

ごろごろ岳



天気予報によれば明日はよくないようなので、今日のうち、昼過ぎからでも歩きに行っとこうと近場のコースを探ってみたところ、甲山の向こうにある鷲林寺あたりから山中に分け入って、ごろごろ岳というのを目指す、っていうのがちょうど良い感じ。
そのまま鷲林寺まで赴き歩いてまいりましたよ。

眺望のきくポイントが少ないものの、歩き自体は沢に沿ったり尾根伝いに進んだりと変化に富む。また下りの苦楽園尾根の道行きもそれなり険しくて面白かった。

2008-12-07

石楠花山



新神戸駅から布引の滝を経て、摩耶山や徳川道への分岐をやり過ごしそのまま北上、六甲山系の石楠花山を目指しました。

山の中に入るといっそう冷え込む感じがするも、歩を進めていく分には気にならず。こんな時期でも、直ぐ汗ばんでくるから不思議なもの。
とはいえ、頂上の展望台でしばし休憩していますと、たちまちに手がかじかんできます。これはいかんと直ぐさま下りにかかります。

急な坂が続く下りの道は、時節柄、積もった落ち葉に足を取られがち。なおかつ、ところどころ凍ってたりし、危なっかしいことこの上なし。
神戸電鉄花山駅に着いた頃にはかなりぐったりきてましたね。

2008-12-06

シャイン・ア・ライト/ザ・ローリング・ストーンズ

映画を見るため、先だって近在にオープンした大ショッピング・センターへ。歩いても15分かそこらですから、これは便利。
土曜の夜のレイトショーなので、飲食店以外の店はほぼ閉店している模様。ショッピング・センターの全体像はつかめず。

初阪急西宮ガーデンズ訪問は、シネコンTOHOシネマズ西宮にてのスコセッシ監督「シャイン・ア・ライト」鑑賞となる。

我らがスコセッシ監督の手による、我らが大ローリング・ストーンズのコンサートを収録した映画なわけですから、もうほとんど完璧な仕上がりで、何も言うことなし。
その音と映像に身をゆだねていればそのまま忘我の境地へ。

ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」オリジナル・サウンドトラックローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」オリジナル・サウンドトラック
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こういうのが既発だったのも全く知らなんだ。早速、購入してみました。