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2015-04-18

残雪の木曽駒ヶ岳


千畳敷カール

今期は会の雪山教室を仕切る役割を担ったりし、終了後はゆっくりしようと、こと雪山に関しては例年ほどの熱心さに欠けていた。

GWにはそれなりにと、山行は六甲での自主トレーニングが中心な感じだったが、会友が計画してくれた山行に便乗して、春山本番前に前夜発日帰りで残雪の木曽駒ヶ岳へ赴く。


ロープウェイで一気に2600mの千畳敷着、先ずは乗越浄土へ。


中岳へ向かう途上、宝剣岳を眺めやる。


木曽駒ヶ岳 中岳から。


木曽駒ヶ岳山頂。


剣岳から空木岳方面と三ノ沢岳。


千畳敷へ戻りましてから、ご当地名物ソースカツ丼を食す。

山行記録はこちらに。
木曽駒ヶ岳

2014-04-06

残雪の恵那山



美濃の恵那山にて一晩を過ごしてまいりました。







山行記録はこちらに。
恵那山

2011-10-02

錦繍の空木岳へ

先週に引き続き、中央アルプスは空木岳へ。


圏谷北側稜線と空木平への分岐、


早速に樹々の合間から空木岳が顔を覗かせます。


空木平から空木岳を臨む


本日は空木平避難小屋泊とします。 私ら4人と和歌山の山岳会のパーティーの方々、6人だったか。それと単独の方がお一人。
個人的には避難小屋泊は初めて。


それでは、空木岳山頂へ。




空木岳は錦繍の趣。


駒峰ヒュッテのテラスで一休み、


というか、あまりの絶景に思わず足踏みすることに。
御嶽山もすぐそこにあるよう。


from 空木岳(2864m)山頂
視線の先には南アルプスの連なりが。素晴らしい。


先週訪れた木曽駒ヶ岳界隈も望見できます。


駒峰ヒュッテでお茶して更に景色を堪能後、圏谷北側稜線を下って分岐へ。
空木平避難小屋へ戻る。

翌早朝、小屋を発ち、分岐から圏谷北側稜線を少し戻りあたりを散策。今一度、この上ない景観を楽しみ下山したのでした。

紅葉と何とも味わい深い空木岳の有様にとことん魅了され、先週にも増して大満足の山行となりました。

ヤマレコへの記載はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-138787.html

2011-09-24

初中央アルプスは木曽駒ヶ岳~檜尾岳

17~19日に会友と予定していた西穂~奥穂への山行は、16日昼時点の天気予報より中止と判断、来年に延期となった。
台風も接近しているし、やむなしとしていたが、18日早朝、上高地や槍のライブカメラを見て愕然、快晴やありませんか。大いに凹む。

同日程で山行を予定していた北鎌尾根山行組は、さわやか信州号を予約していたこともあり決行、好天候下の山行を謳歌したらしい。ナイス判断でした。

後半の連休に予定されていた金峯、瑞牆山山行も中止になったらしく、参加を予定していた会友から「何方かへ行きましょう。」との誘いにあれこれ検討。翌週、空木岳山行を計画しているものの、木曽駒ヶ岳も済ませていない身で空木岳というのはいかがか、ならば木曽駒へ行こうじゃないかと。
個人的には、初中央アルプス山行となる。


千畳敷に到着。
千畳敷って、もっと広大なエリアをイメージしていのだけど、かようにコンパクトでしたか。


眼前にした南アルプスの連なり、早速に感涙。
ピラミダルな甲斐駒ヶ岳の容姿が一際目を惹きます。


さほど登山経験がなくとも、ロープウェイで一気に駆け上がり、わずかに歩むことで3000m手前の山域を味わえてしまうわけ。
そこのところは、乗鞍岳といい勝負か。とにかく人が多い。


中岳へ向かいます。


from 中岳(2925m)
主峰の木曽駒ヶ岳と頂上山荘。本日はあそこに幕営。


テン場に幕営して一休みした後、木曽駒ヶ岳(2956m)頂上を目指す。ほんの数分で到達するんですが。
ゆっくりお茶したりしている間に周辺はガスに覆われ、頂上では全く展望なし。
明日に期待すべし。


時間を持て余すので、宝剣岳の方へも足を伸ばします。
何も見えないんですが。


宝剣岳(2931m)頂上でちょいと一服。

計画当初、お気楽山行を標榜していたものの、檜尾岳経由で下山しましょう、との提案により二日目はみっちり歩く。
今回、宝剣岳より先、檜尾岳への道行がなければ、私は欲求不満に陥っていたことだろう。
檜尾岳までの稜線歩きは最高に楽しく、本山行のハイライトでありましたよ。


快晴。
早朝、テン場からは八ヶ岳や南アルプスの眺望が素晴らしく、はたまた感涙。
昨日はガスっていてわからなかったものの、木曽駒ヶ岳の向こうには、北アルプスの槍や穂高も見えていたり。
歩み行くごと、御嶽山や乗鞍の壮大な勇姿が目に入ってきます。また感涙。


from 宝剣岳
これより檜尾岳へ向けて稜線歩き。
来週はその先の空木岳山頂に在る予定。というか、一気に縦走できないのが悲しい。


from 宝剣岳
三ノ沢岳の勇姿にいっそこのまま突入したい誘惑に駆られつつ。


極楽平側から見ても、宝剣岳はカッチョイイですなあ。


同行六人。
私と会友4名に弘法大師空海って内訳です。
あれに見えるは御嶽山。


檜尾岳へ向けての稜線を往きます。


檜尾岳山頂(2728m)に到着。
空木岳がより一層近くに。来週が楽しみだ。


本日は広大な南アルプスの連なりを左手に見てこちらまでやって来ました。
もち、富士山も鎮座まします。
至福のひとときでありました。


コマクサの湯で入浴後、喫茶ガロのソースカツ丼をば食す。
ボリューム満点。

本山行はヤマレコにも登録しています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-136842.html

2009-11-23

雪道に終始緊張しつつの恵那山登山

先般のふくらはぎの痛みが続くようなので、週半ばに近所の整形外科を訪ねて診てもらうも、

触ってみれば肉離れしているかどうかすぐわかるんですよ、それは大丈夫。
3時間かけて山に登り、下りで足が痛くなるといっても、
(カルテで年齢を確認)年齢からすれば人並み以上に筋肉がついていることですし、いやまあうらやましい限り。
いわば贅沢な悩みというもので、痛むのは疲労でしょう、としかいえませんねぇ。
まあ、対策としてはさらに筋力をつけることですか。


なのだと。
なんだかなあ、としつつも当面は来年に備えるべくしばらく足を休めようとしたのだけど。

23日は好天に恵まれるよう、
ならば、どちらかへ山行をば、となってしまう。

どこか近場でと考えていたが、妹んところが車使ってくれていいよ、なんていってくれるので、ちょいと遠出もありかと案内本やネットやらで試行錯誤の末、奥美濃の名峰、恵那山を目指すこととした。
ふくらはぎの痛みは想定済みとして、少し時間をみておけば下りてくるのに支障はなかろうと。

登頂するにはいくつかのルートがあるようだけど、頂上まで所要時間がもっとも短いという広河原登山口から登ってみることに。

午前3時起きで、4時頃より走り出す。
既に雪が降ったようだけど、積もっていると私の力量では難しいのだろうなあ、
道中、不安いっぱいの心持ちで車を走らせておりました。

中央道を園原ICで下りたのは午前7時半過ぎ頃。
調べてきた道順を辿って林道を進んで往きますと駐車スペースに出くわす。通行止めになっているので、車はここまで。



準備をしつつ、
高速を降りる手前に見えてたのが恵那山やろうなあ、
ウッスラと雪かぶってたみたい・・・、ホンマええんかな・・・。
などと思い悩んでいますと、マイクロバスが2台進入してきます。
ぞろぞろと降り立ってきたのは、私よりひとまわりはいっていると思われる中高年齢集団で8割方はご婦人がた。
朝食のパンを頬張り目礼する私を尻目に準備体操を済ませ、登山口方面に進んでいきはります。
なるほど、ああいう方々が登ろうとするのだから、今日のところは大丈夫そうやね、と気を取り直す。

登山届を記入しポストに投函、登山口へ向かうべく道なりに進んで行きます。



広河原登山口。
ここから河原に下り立ち、本谷川を渡って対岸の往くとすぐにジグザクの登りの道が。むむむ、けっこう急ですなあ。

しばらくすると、先の団体さんに追いつきまして、休憩されている中、道を譲っていただきました。
聞けば、私と同様、関西から来られ近くの旅館で前泊していたのだと。へええ。



少し高度が上がってきますと、早速に雪が残っています。



恵那山方面を指し示す掲示が、急な登りはここで一段落。



この先はずっと尾根道ということで、積もった雪を踏みしめて進み往きます。



登り往くごと、振り返ってみますとそこに映える景観は凄いことになっています。
晴れ渡った空の下、南アルプスやら中央アルプスやらの連なりが素晴らしい。
幾度も振り返りつつ、その都度、しばし見とれてしまう。
凄いわ恵那山、感嘆。



慣れぬ雪の積もった道には一苦労。先人の踏み跡を確認しつつ歩を進めていくのは、いつもと勝手が違い、緊張するし時間を要しますわね。
それでもなんとか頂上(2190m)に達する。ふうっ。

恵那神社山頂本社でパチパチとやっていると、団体さんの先陣が到着、すぐに次々と登ってこられます。皆さん健脚なのですねぇ。



展望台に登り、まずは団体さんの記念撮影に手を貸す。パチリ。
聞いていたとおり、ここからは眺望が得られないようなので、稜線からの眺めを優先すべく早々に退散することに。



来年は南アルプスへも足を運びたいものだ。しかし、絶景。



木曽駒とか空木岳とかもねぇ。それにしてもいい眺めやわあ。



御嶽山や乗鞍も。あれまあ北アルプスまで、穂高や槍まで眺めてしまえるとはねぇ。



案の定、左ふくらはぎの痛みは絶好調なれど、こんな景色を目のあたりにするとそんなことも苦にはならない。
凄いわ恵那山、感嘆感嘆。



そういえば、このルートでは恵那山自信の山容はうかがえぬよう。

帰途の高速は、中央道・名神ともかなりの渋滞で帰宅したのは22時過ぎ。
いやぁ、それにしても面白かった。