昨年の歓喜に味をしめてというわけでもないが、年初は南アルプスを再訪。
会のメンバー併せて4人での道行。
1年前に比べ積雪量が多く、天候の優れぬ山行となった。
戸台川河川を辿り行く。
今回は公共の交通機関での戸台入りなので、出発時間が少々遅め。
この時期は当然のことながら林道バスは走っておりませんから、戸台川を辿って北沢峠のテント場までの長丁場を歩き往きます。
道中ずっと曇り空で寒々しく、鬱陶しい気分のまま歩を進める。
丹渓山荘跡
北沢峠の長衛荘
北沢峠に至る頃には降雪あり。
駒仙小屋前のテン場に幕営し、翌日の登頂に備える。
じっとしていると、歯の根も合わずガチガチ鳴らせ大きく体を震わせる、寒さで自然とそうなってしまう。
やはり、当地の環境は厳しい。
3日早朝、仙丈ヶ岳山頂を目指してこれより出立。
天候が優れず、テン場から望見できる小仙丈もガスの中。
大滝頭5合目
このあたりまでくると、北岳が視界に入るはずなれど、天候不良のため周囲の景観はボツ。
諸般の事情で私ともう一名はここまでで下山。
分けたパーティーの2名も天候不良のため、小仙丈ヶ岳手前で下山することに。
冴えぬ仕儀となった。
4日早朝
テン場にて
我々は下山日。
本日は快晴、この日登頂される方は幸運ですね。
復路の道のり、ずっと甲斐駒が見えてましたね。
幾度も振り返って、甲斐駒を仰ぎみる。
昼前に戸台口着。
好天に恵まれず、登頂はならずとも、昨年同様テン泊の荷物を担ぎ、戸台からのルートを歩み入り、同地で2晩過ごせたことで個人的には満足している。
塩尻駅から眺める穂高
塩尻市は市街から唯一穂高が眺めやれるんですと。
穂高もちょいとご無沙汰、今年は涸沢へも赴かんとね。
2013-01-04
3000mに至らず 年初の北沢峠
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