2009-11-29

紅葉の山歩き



西の方に目をやりますと六甲の山並みは所々色づいている様子。
昼にさしかかる頃でああるが、出遅れのはあるが天気も好いことだし、ちょいと歩いてみようと新神戸駅まで。とりあえずは市ヶ原を目指して布引き方面に歩き始める。
赤やオレンジやらが交じる景観を愛でつつ進み往きます。布引貯水池を囲むように色づいている様はなかなかに見事なもの。





それでは石楠花山へでもとトゥエンティクロスを経て歩を進めたのだが、いつの間にか曇空。
もうエエか、と森林植物園方面に進むこととし、森林植物園前からバスに乗り三宮駅前へ。
界隈の山用品店を巡り、色々と下調べして帰宅する。

2009-11-23

雪道に終始緊張しつつの恵那山登山

先般のふくらはぎの痛みが続くようなので、週半ばに近所の整形外科を訪ねて診てもらうも、

触ってみれば肉離れしているかどうかすぐわかるんですよ、それは大丈夫。
3時間かけて山に登り、下りで足が痛くなるといっても、
(カルテで年齢を確認)年齢からすれば人並み以上に筋肉がついていることですし、いやまあうらやましい限り。
いわば贅沢な悩みというもので、痛むのは疲労でしょう、としかいえませんねぇ。
まあ、対策としてはさらに筋力をつけることですか。


なのだと。
なんだかなあ、としつつも当面は来年に備えるべくしばらく足を休めようとしたのだけど。

23日は好天に恵まれるよう、
ならば、どちらかへ山行をば、となってしまう。

どこか近場でと考えていたが、妹んところが車使ってくれていいよ、なんていってくれるので、ちょいと遠出もありかと案内本やネットやらで試行錯誤の末、奥美濃の名峰、恵那山を目指すこととした。
ふくらはぎの痛みは想定済みとして、少し時間をみておけば下りてくるのに支障はなかろうと。

登頂するにはいくつかのルートがあるようだけど、頂上まで所要時間がもっとも短いという広河原登山口から登ってみることに。

午前3時起きで、4時頃より走り出す。
既に雪が降ったようだけど、積もっていると私の力量では難しいのだろうなあ、
道中、不安いっぱいの心持ちで車を走らせておりました。

中央道を園原ICで下りたのは午前7時半過ぎ頃。
調べてきた道順を辿って林道を進んで往きますと駐車スペースに出くわす。通行止めになっているので、車はここまで。



準備をしつつ、
高速を降りる手前に見えてたのが恵那山やろうなあ、
ウッスラと雪かぶってたみたい・・・、ホンマええんかな・・・。
などと思い悩んでいますと、マイクロバスが2台進入してきます。
ぞろぞろと降り立ってきたのは、私よりひとまわりはいっていると思われる中高年齢集団で8割方はご婦人がた。
朝食のパンを頬張り目礼する私を尻目に準備体操を済ませ、登山口方面に進んでいきはります。
なるほど、ああいう方々が登ろうとするのだから、今日のところは大丈夫そうやね、と気を取り直す。

登山届を記入しポストに投函、登山口へ向かうべく道なりに進んで行きます。



広河原登山口。
ここから河原に下り立ち、本谷川を渡って対岸の往くとすぐにジグザクの登りの道が。むむむ、けっこう急ですなあ。

しばらくすると、先の団体さんに追いつきまして、休憩されている中、道を譲っていただきました。
聞けば、私と同様、関西から来られ近くの旅館で前泊していたのだと。へええ。



少し高度が上がってきますと、早速に雪が残っています。



恵那山方面を指し示す掲示が、急な登りはここで一段落。



この先はずっと尾根道ということで、積もった雪を踏みしめて進み往きます。



登り往くごと、振り返ってみますとそこに映える景観は凄いことになっています。
晴れ渡った空の下、南アルプスやら中央アルプスやらの連なりが素晴らしい。
幾度も振り返りつつ、その都度、しばし見とれてしまう。
凄いわ恵那山、感嘆。



慣れぬ雪の積もった道には一苦労。先人の踏み跡を確認しつつ歩を進めていくのは、いつもと勝手が違い、緊張するし時間を要しますわね。
それでもなんとか頂上(2190m)に達する。ふうっ。

恵那神社山頂本社でパチパチとやっていると、団体さんの先陣が到着、すぐに次々と登ってこられます。皆さん健脚なのですねぇ。



展望台に登り、まずは団体さんの記念撮影に手を貸す。パチリ。
聞いていたとおり、ここからは眺望が得られないようなので、稜線からの眺めを優先すべく早々に退散することに。



来年は南アルプスへも足を運びたいものだ。しかし、絶景。



木曽駒とか空木岳とかもねぇ。それにしてもいい眺めやわあ。



御嶽山や乗鞍も。あれまあ北アルプスまで、穂高や槍まで眺めてしまえるとはねぇ。



案の定、左ふくらはぎの痛みは絶好調なれど、こんな景色を目のあたりにするとそんなことも苦にはならない。
凄いわ恵那山、感嘆感嘆。



そういえば、このルートでは恵那山自信の山容はうかがえぬよう。

帰途の高速は、中央道・名神ともかなりの渋滞で帰宅したのは22時過ぎ。
いやぁ、それにしても面白かった。

2009-11-15

晩秋の伊吹山へ

この秋、少々忙しくしておりまして関東方面の出張も度々。
その往復の新幹線車中、幾度も眺めやっていた伊吹山へまた登りたくなってきた。先週来、風邪気味だったりしますも、もう大丈夫やろうと、「秋の関西1デイパス」を利用して春に続き伊吹山を訪ねてみましたよ。

近畿圏は天候に恵まれるとのことだったが、米原を過ぎ伊吹山あたりは雲がたちこめ、ところどころの切れ間より日が差すって感じ。

もちろんこの度もバスにて登山口まで。
寒かろうと着込んだこの時期にも対応したアウターだったが、歩き始めるとすぐに暑くなってきたので一合目にて小休止、薄手のジャケットに取り換える。



一合目を過ぎ、スキー場のところを登ってく、



三合目の手前、このあたりまでくるとさらに秋の風情が感じられます。
前回はここからの山容を目のあたりにし条件反射的に、無理やろー、っと思考したのだった。
そういえば、二月前、涸沢に到達した際にも、穂高の連なりを前にして同じように思考したのだったなあ。
なんとかね、どちらもちゃんとこなせましたもんねえ。



五合目あたりまでくると、少し風があったりし、寒さも少々増してきまして、



頂上では風の強さがさらに増し、いっそう冷え込んできます。



眺望は悪くないけど、曇空と吹きすさぶ風にやられ、寒々寒々。



据えられた銘板によれば、「立山169KM」、「槍ヶ岳153KM」、「乗鞍岳131KM」、「御岳山112KM」とある。天候がよければ、眺めやれるのでしょうなあ。

風を避けるべく、店じまいしている建物の脇へ座り込み、お湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりで昼食をば。
そうこうするうち、半端でなく寒くなってきたので、早々に下り往くこととする。



しばらく往くと、左足ふくらはぎの痛みが再発。やはり完治してなかったか。
下りのペースはかなりダウンとなった。いててて・・・。



三合目あたりで振り返りつつパチリ。
雲が途切れ、少し明るくなると見え方がずいぶん違いますね。

なんとかかんとか登山口に戻ってきまして、事無きを得ます。
まあ、あの日上高地まで歩き通したことに比べればなんてはことないんやけど。

春の伊吹山山行に比べれば、足の痛みはあったものの、全行程の所要時間と体力的消耗度の感覚は段違い。技術的・肉体的にいくばくかの進歩があったということか。

本年、北アルプスへと足を向けられたのも、もとはといえば、ここで標高差1000m越をこなせたことが自信となったから。
そんなこんなで、やはり想い入れはある。また違う季節に再訪してみたいものだ。
次はイブキと名のつく花々が咲き誇る頃にでも。

2009-11-08

×××、道に迷って辿着けず・・・



ちょいと朝寝して午前中は細々としたことを済ませ、さて歩きにも行こうかなとする頃にはお昼も過ぎてまして完全出遅れ。
まあ、それでも3、4時間の行程であればということで、JRにて山科まで赴き大文字山を目指すのだったが、最初のとりつき場所からしてようわからず。そのまま道らしきところを進んで往くも何かそれらしくない。

ガイド本にあるような場所とも違うなあとしつつも、しばらく歩を進めてみたが、低山とはいえ暗くなっては動きもとれまいと16時を過ぎたところで断念することに。
まあ、こんなこともありますわね。

2009-11-04

岳人列伝

出張先の埼玉県大宮駅前のBookOffにて、クライマー列伝を発見、入手。
文庫本のやつですけど、¥250でした。

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フィットネスを指導いただいている先生よりこういう漫画があることを教えてもらったのだが、現在絶版状態で入手困難とのこと。

早速、帰途の新幹線で読み始め、しばらくしてウルウルと。
まあ、私の場合は三歩ちゃんで月2回、ウルウルきてますが。