静岡から帰宅したのは日付も変わった本日のこと。遅い目覚めで午前中はぐったりと。
少しでも歩いておこうと、近場で適当なところはとしばし思案。
季節も良さそうなので、東お多福山へ向かうことを思い立つ。
13時を過ぎた時点で、阪急芦屋川駅からバスで登山口の停留所まで。
一時間もしないうちに、右手に六甲最高峰を眺めやりながら、かようなところを歩いています。
雨ヶ峠手前のベンチに座り、遅い昼食を。
久方ぶりの雨ヶ峠。時間が遅いので、行き交う人はありません。
時間が気にかかりますが、荒地山に向かい、芦屋川まで下っていくことします。
途中、ゴルフ場の中の道を通ったりし、しばらく往くと荒地山へ。
荒地山の頂上は見晴らしがきかないので小休止するのみ、少し下ったところの岩場へ移動し、当地からの眺望を楽しみます。
本日も天候はGood、先週に劣らずくっきりすっきり、遠くまで見渡せます。
下山の途上で撮った荒地山ですが、考えてみれば山歩きの度、登った山の容姿をこんな感じでカメラにおさめることができる機会はそんなにないのではなかったかな。
2009-06-28
東お多福山〜荒地山
2009-06-27
裾野市〜静岡市〜裾野市
昨日静岡入りの裾野市某所でみっちりお仕事。
静岡まで移動して、駅前の宿にとまり27日は昼過ぎまで市内でお仕事をば。
はたまた、裾野市まで移動し、時間ぎりぎりまでみっちり。
帰阪するには最終便となる、20:59三島駅発のこだまにかろうじて乗車。
個人的にもう一泊して、近郊の天城山登山を計画していたが、とてもそんな気になれず。とことんぐったり。
2009-06-23
2009-06-21
「剣岳 点の記」を鑑賞
高取山から帰宅したのが17時半頃。
すぐにMacを起動させ、TOHOシネマズのページにアクセスし、西宮ガーデンズで18:15からの回の席を確保。シャワーを浴び、着替えをして、直ぐさま自転車で走り、上映館にすべり込む。
高取山を登る途上、どうしても今日みておきたい気分になってしまい、下りは駆け足になりつつ下りやったわけ。
この映画、背景の絵が凄すぎ。浅野忠信も香川照之も、ホントええ俳優さんなのだが、実際の剣岳や立山あたりの風景がとてつもなく凄絶で美しく、その映像に圧倒されてしまい、個人的には本来のドラマ部分っておまけにしか映らなかったり。
只今のところは、剣岳に挑むなんて技量もなく、目標のひとつとしておくべし。まずは、立山三山を巡るルートを往き、遠くからでもその山容を眺めやれればなあ、などと考えている。
高取山へ
先だっての山行の余韻も冷めつつある頃、日曜が巡ってきます。シーズンに備え、休日は少しでも歩いておこうとするものの、梅雨空にあって不安定な天候ではなかなかにままなりませぬ。
それでも、所用は午前中に済ませて、雨の降らぬ曇り空のままならば、昼からでもちょいと繰り出そうかと。
神戸地下鉄妙法寺駅より六甲全山縦走路を辿り、久方ぶりに高取山に登ってみました。
本日の高取山は、加藤文太郎の命日ではありませんが、頂上の高取神社に至る頃には天候も回復、快晴に。
雨上がりの空であるからか、本日の眺望は絶景。霞がかった風ではなく、くっきりすっきり遠くまで見渡せます。神戸市街なんてまるで眼前にあるよう。東に目を向けて見れば、大阪の街並みもはっきりと見やれます。
少し得した気分に。加えて、高取神社でひいたおみくじも大吉でありましたよ。
2009-06-13
焼岳登山
休日の山歩きを始め、まだ一年にみたないものの、休みごと、近隣の山道を辿りながらも、高く遠き地の山々へ想いを寄せるようになるのに時間はかからず。いつ頃からか、むしろそのことが目標になっていましたね。
そんなわけで、関西ツーリストの「焼岳登山」というツアーに参加し、飛騨山脈、いわゆる北アルプスの山へと。
このツアーは、金曜夜にバスで関西を出立、車中泊で翌日早朝に現地着、焼岳に登り、上高地側に下山、近隣の温泉につかり、帰阪するというもの。大凡24時間で彼の地の山に登り帰って来ることができ、かかる費用も実にリーズナブル、翌日曜はゆっくりできそう。これはイイ。
そんなツアーがあるのを知って、即申し込みを。
2000mを超える山は未体験。技術的な面はこれより経験を積んでいく以外なし。それ以前に私の脚力、体力がこの山行において果たしてもつものか、そのことが不安であった。
フィットネスを指導いただいている先生はアルプス登山の熟練者で、いろいろな助言に加えて、「mktsanさんなら大丈夫」との一言も頂戴しまして気を取り直してみたり。
早朝5時に起床、バスは現地のバスターミナルに。朝食を済ませ、現地ガイドさんの挨拶があり、登山口に移動。
この日の参加者は総勢37名なのだと。
5時半過ぎ頃、新中ノ湯登山口(標高1580m)を出立します。
ガイドさんによれば、この登山口は頂上との標高差がもっとも短く、近年利用者が多く人気のルート、なのだと。
樹林帯の中、比較的ゆったりとしたペースでキャラバンは進んで往きます。
所々で雪が残っているのを目の辺りにし、あらためて高山であることを認識させられる。
中ノ湯ルートとの分岐手前の開けた場所で少し長めの休憩となる。
焼岳が見えてきましたが・・・、何やら靄っているよう。
更に歩き始めてすぐに、2000mの表示が。
いくつかの雪渓がありますが、アイゼンまでは必要なし。
岩が目立ってくる中を更に登っていきます。
岩に記された2300mの表示に期待は膨らむ。後わずか。
そろそろ、硫黄の臭いがしてきます。
北峰と南峰の中間点の鞍部に到達。
ここまで来るとさすがに寒くなってきたので、更にジャケットを着用。むき出しの手が急速にかじかんでくるのは冬の山のよう。
この時点で、眺望が臨めないのが歴然としてくる。
未だ活動を続ける火山故、最高峰の南峰(2455m)は立ち入り禁止。慣れぬ岩場を登り、北峰を目指します。
所々に噴気孔があって、あたりは硫黄の臭いが充満している。
北峰頂上に到達。
ガイドさんによれば、つい最近まで、頂上のプレートに記されていた標高は南峰のものだったのだと。けれども、さすがにこのままでは不味いだろうと、最近になって北峰の正式な標高2393mに改めたんだそう。なるほどねぇ。
周囲は真っ白で、火口も絶景でありましょうはずの眺望も臨めず残念。
けれども当初の不安に反して、ちゃんと頂上まで歩き通せたことが大きな収穫、嬉し。
また、来るつもりやし、眺望はその時に堪能することとしましょ。
それなりに満ち足りた心持ちで下りの途に。
途中、焼岳展望台で早めの昼食を。
しばらく往くと、焼岳小屋が。
初アルプスの記念にと、カウベルを購入してみる。
上高地を目指し、隊商は更に進みます。
手前の渋滞を待ち、梯子を降りてゆきます。
再び樹林帯を歩き、平坦な道に移り、やがて上高地に至る。
梓川の清流に感動しつつ、更に前方に目を移す。霞がかりながらも穂高連峰とわかる姿に、思わず嘆声がもれる。
不安だった体力も今回の登山では全然OK。決して速くはないペースに従って歩を進め、登って下りてきただけ、って感じ。
標高差からみてもこれまでで最長なはずなれど、不思議なことに、ほとんど息を切らすようなこともなく、快適に歩き通すことができたのだった。いつもの一人歩きで、ひいはあ言いながら歩いているのが嘘のよう。歩くペースというのも考慮すべきなのかな。
梓川に沿って、バスターミナルまでの道すがら、山中では立ってなかったiPhoneのアンテナも上高地ではさすがに復帰、クライアント様から電話がかかってきたり。苦笑するしかなし。
トンネルをぬけ平湯バスターミナルへ移動し、平湯温泉につかって、後は帰るだけ。
とてもとても楽しく面白い山行でありました。
2009-06-07
青谷道で摩耶山へ
このところ山歩きへの意欲は増すばかり。
この夏は更なるステップアップへの機会とすべく、シューズを新調しまして。
MEINDLというドイツのメーカーのエアーレボリューション2.0という製品です。セール中の商品でけっこうお安くなっているようだし、履いてみた感じもしっくりきまして、即決めてしまった次第。1、2泊の小屋泊まりに十分対応し、岩場もOKだそう。
この靴を、個人的にはこれまでになく本格的となるはずの次回山行に間に合わせるべく、幾度か歩いている摩耶山に向かって履き馴らしをば。
出足が遅れ、歩き始めたのは15時頃となった。
本日は階段状の山道を登っていくのがしんどかったと記憶する青谷道を往くこととする。
前回は上野道を辿ったのだが、以前に青谷道を登っていった時ほどのしんどさはなく、あたしの体力が向上し、登りの道にも慣れてきたのかしら、などと思ったりしたが、錯覚であった。やはり行者堂を過ぎたあたりからの登りはきつい。ひいはあいいながら汗びっしょり。
さらに天上寺跡の長く続く石段が待ち受ける。これがまた難物。
史跡公園で一休み。
昨年の秋だったか、ここで休憩した折、腰を下ろしたベンチに同席することとなった方との会話が思い出される。
「アルプスに登りに行く前なんかにね、大きめのザックに荷物を詰め込んで重くし、ここにね幾度か登りに来て備えるんですよ。」などと仰ってられたなあ・・・。
ここから更に進み、今回は向かって右側の登りを往くことに。
あらら、こちらの登りもちょいきついわねぇ。
掬星台に着く頃には、強い風が吹いていて、半袖では寒いくらい。早々に下山の途に着くこととする。
馴らしとしては、少々中途半端であるかな。
やはり、次回はこれまでの履き慣れたシューズで臨みましょう。
2009-06-04
Jacques Pelzer Quartet Featuring Dino Piana
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当時、Jacques Pelzerってなんと読めばいいのかわからずじまい。検索の時代にあたりまして、おそらくこうではなかろうかと、「ジャック・ペルツァー」 と打ち込んでみます・・・、ちゃんとひっかかってきますね。
かれこれ十数年前になりましょうか、ベルギー(らしい)のIglooというレーベルから出ていたのを何枚か持っていますね。
しっくりくるメインストリームなジャズはヨーロッパからしか出てこぬのか、なんて思いを抱いたものだった。
61年の録音の復刻なのだと。CDで入手しましたが、レコードも同時に復刻されているよう。
ここまで王道ともいうべきハードバップをやらかしているとは、とてもヨーロッパ盤とは思えない。
それも60年代初頭に。恐るべし。