2週歩けないでいると心的にしんどくなってくるので、午前中に所用を済ませ、昼過ぎいや14時回ってるが、ちょいと西に向かう。
短時間で、少しは歩きごたえもあるところということで、はたまた神鉄鵯越駅より
菊水山に登って、そのまま
鍋蓋山へ。なんかここいらばっかりですが。
3時間ほど歩いたでしょうか、元町に降り立つ頃には暗くなり始めてます。
三宮界隈の登山用品店やパタゴニアに立ち寄ってみるも、欲しい商品は店頭になく、何も購入せず。後日、ネットでオーダーするか。
2010-05-30
鵯越駅~菊水山~鍋蓋山~元町
2010-05-16
須磨アルプスだけでは・・・
2010-05-08
Jasmine/Keith Jarrett&Charlie Haden
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キースとチャーリ・ヘイデンのデュオって、スタンダードやっててって、そんなもん今更…悪かろうはずがないやろうって……、一聴………まいった。予想以上の出来。
色々と聴いているけど、昨今はいまひとつのめり込めるようなものに出会えず。当面はというかおそらく今年は、これを聴き倒すこととなりそう。
2010-05-04
2010-05-03
奥大日岳登頂
昨晩は、夕食の小宴会を済ませて20時頃、早々に就寝する。
で今朝の起床は4時。普段は8時間の睡眠時間なんてありえない。やはり山ではこうでなくては。
朝食を済ませ、準備をして、6時頃には出立する。
最初の登りを済ませたあたりで振り返れば、キャンプ場が見渡せます。
なるほど、記憶していた夏道とは違い、雪に覆われたこの時期であれば、眼前の稜線に直接最短ルートで歩いていけるわけか。
しばらく歩くと早速に劔が見えてきます。
このあたりが室堂乗越かしら?
あれを超えていかねばならぬのだな。
巨大な雪庇が視界に飛び込んできます。
急な登りが2箇所、これはしんどかった。
進行方向左手を眺めてみると、曲がりくねった室堂への道路が見渡せます。
ルートはすでについているので、それを辿るのみでOK。
雪庇を迂回しつつ、反対側は急峻な傾斜になっていて、踏み誤れば真っ逆さまとなりそうな様相。その間の痩せた道を慎重に進みゆく。
ただでさえ厳格な雰囲気を漂わせる山容ではあるが、雪を纏うことでさらに剣呑さを加味しているよう。
とはいえ、我が心内はそんな荘厳な風景に魅せられ、感動しまくっていたり。
そうこうするうちに、奥大日岳山頂に到達、9時少々前のこと。
眼前にした劔岳……その天を突くかのように聳える様のなんと美しいことか。
辿ってきた方向に目を向ければ、遠く雄山が映えていたり。
ここのところが最高点なのだろうか。
はたまた、名残惜しくはあるけれど、頂上を後にします。
下りゆく途上、幾度も振り返る度、見惚れてしまう
途中、バックカントリーの方々と幾度か行き交いましたよ。
スキー板やらスノーボードを抱えて登って行きはるわけですが、根性ですね。はたまた、あんな急峻な傾斜のところを滑っていくなんて、ちょっと想像がつきません。皆さん凄いわ、常人ではありませんなあ。
このあたりまで来ると、難所はクリア。いやあ、ホント面白かった。
幾度かの休憩をはさみ、キャンプ場へと。
11時前にキャンプ場に帰着、お疲れ様でした。
雪山教室を経て、初めての本格的な雪山登頂、大感激でございまする。
山岳会に入会させてもらってホント良かった良かった。ありがとうございます。
山行は終了したものの、慌ただしく撤収するのではなく、当初の予定通りもう一泊してゆったり過ごします。
ええんですけど、やることもありませんねえということで、有志で雷鳥沢ヒュッテに赴き、生ビールを酌み交わし、しばし小宴をば。
それでも、時間を持て余しますので、テン場に戻ってからも更に酒盛りを。テント内で酌み交わす一派とは別に、私ともうひと方ベテランの先輩とは、この素晴らしい風景を魚にせずしてなんとするとばかりに、テント横の雪上にシートを引き、その上で飲み明かしていたのですが、気がつけば顔は真っ黒に。
剱沢方面から降りてくる人々を眺めつつ、そのうちあたしもあそこを辿り劔に取り付くのだと、決意を新たに。これも早いうちに何とかしたいものだ、などとの想いを深めながら酔い痴れていくのだった。
2010-05-02
立山へ
悲しいかな1日は土曜日出勤日に合致。なので立山での春山山行、私は一日遅れての参加となる。
今回のパーティは、総勢9名の内、私も含めた5名が雪山初心者。もちろん安全が第一、天候が芳しくなければ早期の撤退もあり得るのだと。そんなことを聞かされていたため、昨晩は見送りをかねて、出立時に顔を出してみたり(ゆきぐにの混雑状況も気にかかるし)。リーダーから伺った限りではさほど深刻な状況でもなさそう。良かった。頑張って後を追いますので、よろしくお願いしまする。
で、本日は新規顧客様の要請もあって昼から近江八幡まで出向き、夕刻までみっちりお仕事をば。
帰途、梅田のモンベルに立寄り、最終のお買い物を。
気象情報からは天候が荒れることも十分に予想され準備は万全にとのこと。吹雪けば、サングラスではもたないかも、ゴーグルが必要、などと。
はいはい、
モンベルにてゴーグルを購入。ついでに共同装備の範疇ということで個人装備では必要なかったけれど、この際ツエルトも揃えておくのである。
山って…ホンにお金がかかりますなあ。
今晩乗車予定の「きたぐに」には指定席はなく、グリーン車と寝台車のみ。
帰宅時にJR西宮駅で切符を購入する際には、
自由席しかありませんよ、
とのこと。あれれ、そんなんで座れるのだろうか?
少しばかり余裕をみてJR大阪駅に。
23時27分の「急行きたぐに」に乗車、最後尾の自由席車両の最後尾のシートに席を確保、良かった。
走り出してよりはすぐに寝入る。
iPhoneのアラームを午前4時20分にセットしていたものの、アラームに頼ることもなく、ちょうど4時過ぎに目覚める。
5/2早朝4時28分、JR富山駅着。
電鉄富山駅の立山駅への始発まで、一時間ちょいの待ち時間が。
富山-室堂間の往復乗車券を購入し、立山駅にむけて出立。
予定では、立山駅からケーブルカーにすんなり乗り換え美女平へ、
美女平からはバスに乗り換えそのまま室堂に直行、午前8時前に着、との段取り。
登頂に不要な装備をロッカーに預け、先行のパーティーと室堂で合流し、いざ雄山を目指す、はずであった。
しかして、立山駅ではさすがのGW、おそらくは黒部アルペンルートや室堂の雪道見学の一般観光客で大混雑の様相。
ケープルカー+バスもしくは室堂への直行バスかは、後者を選択。乗車できるのは9時半の便なのだと。
雷鳥沢キャンプ場の電波状況は芳しくないようで、幾度もかけ直してみる。
やっとこさ繋がった時点で、大幅に遅れそうなので、雄山への登頂はあきらめます、どうぞ出立してくださいと伝える。うーむう残念だわ。
室堂に到着。
一人でキャンプ場に向かわないでね、とのことだったのでちょいと周囲をうろちょろして時間をつぶすこととする。
みくりが池温泉のあたりまで行けば、劔が見えたはず。そちらに足を向けます。
12月に「劔岳 点の記」のDVDを購入以来、凡そ週一で鑑賞し続け、イメージトレーニングはバッチリ。やあ、横からちょこっと見えるだけやけどなんとも凛々しい。明日の山行では、真正面に対峙するはず。ワクワク。
おおっ、あれが奥大日岳やわね。……おいおい、こんなの初心者に登れるのかい。少々不安も。
浄土山と雄山の方を眺めてみますと、一ノ越までの道はあまりにも明確。ならば、一ノ越まで行ってみるか。
スパッツもアイゼンも装着せず、もちろんピッケルもザックに括り付けたまま、そんなんでなんとかなりそう。グングン進んで行きます。
そしてちょうど一ノ越のところで雄山登頂を済ませたパーティーと遭遇。
mktkunさん、待っといたげるから登ってきたらいいよ、と言ってもらうも、それなり時間がかかるやろうから、遠慮しときます。明日があるしね。
再び室堂に立ち寄り、雷鳥沢キャンプ場へ。
こちらよりもバッチし奥大日岳あたりが見えています。
雄山には登れなかったけれど、この夏にでもね、再訪して浄土山から雄山、大汝山から別山へとひと巡りしてみたいもの。いやいや、何としても来てしまおう。