2010-05-02

立山へ

悲しいかな1日は土曜日出勤日に合致。なので立山での春山山行、私は一日遅れての参加となる。

今回のパーティは、総勢9名の内、私も含めた5名が雪山初心者。もちろん安全が第一、天候が芳しくなければ早期の撤退もあり得るのだと。そんなことを聞かされていたため、昨晩は見送りをかねて、出立時に顔を出してみたり(ゆきぐにの混雑状況も気にかかるし)。リーダーから伺った限りではさほど深刻な状況でもなさそう。良かった。頑張って後を追いますので、よろしくお願いしまする。

で、本日は新規顧客様の要請もあって昼から近江八幡まで出向き、夕刻までみっちりお仕事をば。

帰途、梅田のモンベルに立寄り、最終のお買い物を。
気象情報からは天候が荒れることも十分に予想され準備は万全にとのこと。吹雪けば、サングラスではもたないかも、ゴーグルが必要、などと。

はいはい、
モンベルにてゴーグルを購入。ついでに共同装備の範疇ということで個人装備では必要なかったけれど、この際ツエルトも揃えておくのである。
山って…ホンにお金がかかりますなあ。

今晩乗車予定の「きたぐに」には指定席はなく、グリーン車と寝台車のみ。
帰宅時にJR西宮駅で切符を購入する際には、
自由席しかありませんよ、
とのこと。あれれ、そんなんで座れるのだろうか?

少しばかり余裕をみてJR大阪駅に。
23時27分の「急行きたぐに」に乗車、最後尾の自由席車両の最後尾のシートに席を確保、良かった。



走り出してよりはすぐに寝入る。
iPhoneのアラームを午前4時20分にセットしていたものの、アラームに頼ることもなく、ちょうど4時過ぎに目覚める。
5/2早朝4時28分、JR富山駅着。
電鉄富山駅の立山駅への始発まで、一時間ちょいの待ち時間が。

富山-室堂間の往復乗車券を購入し、立山駅にむけて出立。

予定では、立山駅からケーブルカーにすんなり乗り換え美女平へ、
美女平からはバスに乗り換えそのまま室堂に直行、午前8時前に着、との段取り。
登頂に不要な装備をロッカーに預け、先行のパーティーと室堂で合流し、いざ雄山を目指す、はずであった。



しかして、立山駅ではさすがのGW、おそらくは黒部アルペンルートや室堂の雪道見学の一般観光客で大混雑の様相。
ケープルカー+バスもしくは室堂への直行バスかは、後者を選択。乗車できるのは9時半の便なのだと。

雷鳥沢キャンプ場の電波状況は芳しくないようで、幾度もかけ直してみる。
やっとこさ繋がった時点で、大幅に遅れそうなので、雄山への登頂はあきらめます、どうぞ出立してくださいと伝える。うーむう残念だわ。



室堂に到着。
一人でキャンプ場に向かわないでね、とのことだったのでちょいと周囲をうろちょろして時間をつぶすこととする。



みくりが池温泉のあたりまで行けば、劔が見えたはず。そちらに足を向けます。



12月に「劔岳 点の記」のDVDを購入以来、凡そ週一で鑑賞し続け、イメージトレーニングはバッチリ。やあ、横からちょこっと見えるだけやけどなんとも凛々しい。明日の山行では、真正面に対峙するはず。ワクワク。



おおっ、あれが奥大日岳やわね。……おいおい、こんなの初心者に登れるのかい。少々不安も。

浄土山と雄山の方を眺めてみますと、一ノ越までの道はあまりにも明確。ならば、一ノ越まで行ってみるか。
スパッツもアイゼンも装着せず、もちろんピッケルもザックに括り付けたまま、そんなんでなんとかなりそう。グングン進んで行きます。

そしてちょうど一ノ越のところで雄山登頂を済ませたパーティーと遭遇。
mktkunさん、待っといたげるから登ってきたらいいよ、と言ってもらうも、それなり時間がかかるやろうから、遠慮しときます。明日があるしね。



再び室堂に立ち寄り、雷鳥沢キャンプ場へ。
こちらよりもバッチし奥大日岳あたりが見えています。



雄山には登れなかったけれど、この夏にでもね、再訪して浄土山から雄山、大汝山から別山へとひと巡りしてみたいもの。いやいや、何としても来てしまおう。

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