2011-01-30

伊吹山でテント泊

本日は、先般よりの会で行っている雪山教室の修了山行。伊吹山でテント泊となります。

交通機関がの乱れにより少々遅れて伊吹山入り。
伊吹山でもやはり雪がたっぷり。

深く積もった雪の中、先人のトレースを辿って登りゆきます。


初心者集団に無理は禁物、テント設営は3号目としました。

外はマイナス気温の環境下、初めて雪山のテント内で一夜をあかされた受講者の皆さんは、さぞかし快適な(???)テント生活を満喫されたことでしょう。
個人的にには、先だって北八山行で体験した寒さに比べればかなりマシって感じ。ぐっすりと眠れましたよ。

早朝まだ暗いうちから目覚め、と思っていたけれど、試しにテントを叩いてみるとみるみる明るくなってきます。おおっ、けっこう降ったんやね。

外を覗いてみれば、うーむぅ視界が厳しいなあ。

夜半に降り積もった雪は、その日の行動を妨げるかのように昨日のトレースを埋めてしまいました。
それでも、ラッセルを実践するには好機とばかりに朝食と準備を済ませ、各人手持ちのスノーシューやワカンを装着し登頂開始。


とはいえ、好天とはほど遠い状態故、6合目の避難小屋を目標とします。

避難小屋より折り返し、テントを撤収後、下山の途に。


最後にもう一度山頂方向を振り仰いで。


この時期の霊仙山にもいってみたいものだなあ、などど。

登山口に戻ったのは昼過ぎ。お疲れさまでした。

2011-01-16

堂満岳

会の雪山教室をお手伝いに、比良の堂満岳へ。


ノタノホリ



昨年私らが受講した際も、実技一回目は堂満岳。その折は、ちょうど前日に降雪があったようで、雪はそれなりにあったが、それでも2月のことだった。
今年は関西の山でも雪がたっぷり。ラッセルの講習には適しておりましたね。

2011-01-09

北八ハイク

山ではいつでも早寝、したがってみっちり睡眠をとったとしても翌朝は早起き。
早朝より食事を済ませ、準備をしてテントを撤収、アイゼンを装着し、ダブルストックで出立す。

昨日と打って変わり本日の空模様は曇天なり。
道すがら雪がふることもあったり、また稜線にでると例に寄って風がきつく、寒さは一層増す。

家を出る際に量ったザックの重量は20kgを軽く超えていた。
一夜を明かしたとはいえ、重量はさほど変っていないよう。
雪道の登り下りの繰り返し、けっこうこたえます。

青苔荘あたりで、リーダーより先頭に立つよう指示があり。はいはい、がんばります。


麦草峠着。麦草ヒュッテの軒先をお借りして一休み。

ここからは更にきつかった。
後続のお三方が遅れ気味だったりするもので、二番手についているリーダーより、
「mktsanもう少しゆっくりのペースで良いよ」
と声をかけられたりします。とはいえリーダーと後に続くタフなお二方はぴったり後につかれてますから、必然私は進むしかないですわね。
大石峠から中小場への急な登り…、息が切れそうだわ…、
休憩とらんのかなぁ・・・、と幾度か振り返るも、すぐ後につけるお三方のペースはそのまま、堪忍してほしいなあ。


で中小場。どんよりとした雲に覆われ眺望は臨めず。



少しだけ下ってまたまた茶臼山への急な登りが。
私のペースは後続のお三方に追い立てられる風で相も変わらず。
休憩とらんのかなぁ・・・、と幾度か振り返るも………、堪忍してほしいなあ。
などとやっているうちに茶臼山に到着、ふうっー。


このあたりの樹々が雪を纏った様はまさにメルヘンの世界そのものですわね。

ここに至ってカメラ(GRD2)がアウト。ザックに詰めたデジイチを取り出す気にもなれず、写真はここまで。

この後、縞枯山を経て雨池峠へ。
当初の計画では、このあたりのどちらかでテントを張り、もう一泊して北横岳をピストンする予定だったが、翌日の天候が芳しくなさそうなので、今回の山行はここまでとした。
初めてのテント泊での冬期雪山山行はとても面白かった。

縞枯山荘の前を通過してピラタスロープウェイへ。
ロープウェイで下山し、バスに乗り継ぎ16時前にJR茅野駅着。
絶妙のタイミングというか、駅前では大阪行の高速バスに遭遇す。尋ねてみると人数分の席が空いているという。鉄道を利用するよりずっと安くつくわけで、そのまま車上の人となりました。
連休中日であるからか、渋滞もなく早い帰阪が叶いましたよ。

2011-01-08

天狗岳 北八山行

初級の雪山例会として計画された山行に参加。
夏の間に一度は訪れておきたかったが叶わず、私の初の八ヶ岳山行は雪山からとなった。

関西からだと茅野に直通する高速バスは昼間のみで夜間便はなし。なので、松本行の高速バスを利用し電車に乗り継ぐこととした。昨晩大阪を出立したバスで早朝にJR松本駅前着、朝一の電車に乗り継ぎ茅野まで。

会の同行者中、バリエーションなルートを予定するパーティの方々とは茅野駅でお別れ、私らは渋の湯行のバスに乗車。
渋の湯へは7時半過ぎ着、早々に装備を整え出立す。


黒百合ヒュッテ


黒百合平に着いたのは11時前、少し休憩して後、黒百合ヒュッテの近くにテント設営を設営すべく、持参したスノーシューでパウダー状の雪を踏み均しての整地作業を。悲しいかなスノーシューを履いたのはこの時のみ。以降の行程ではアイゼン利用がほとんどで、スノーシューは不要であった。

テント設営後すぐに準備をし、ザックもテント側に放置したまま天狗岳に向けて出立。
天気がよろしいですからなあ、今日中に登っとこうと。


稜線に至ると風が強くなり、寒さも半端でない。途端に冬山を実感す。
おおっ、ここからでも人が取り付いているのが見えてます。


東天狗山頂で記念撮影をば。


昨夏にでもまずはあそこに取り付いておくべきだった。


明日はあちらへずっと歩いていく予定。
あの先にあるのが蓼科山やね。

360度見渡す限りの眺望にしばし茫然。中央アルプス、御嶽山や乗鞍、北アルプスの連なり、妙高火打、浅間山...、うう美しい…感涙。


さらに西天狗へ向かいます。


西天狗への途上から振り返ってみると


西天狗岳山頂
眺望は変わらず感涙もの。


西天狗山頂で記念撮影をば。


黒百合平に戻ってみるとテン場は一杯に。やはり人気のエリアですなあ。

-10°以下の環境下でのテント泊は初の体験、ホント寒かった。

2011-01-02

午前十時の映画祭/アラビアのロレンス

この映画を最初に観たのは高二だったか。京都の祇園会館でやっているというので、遠路赴いたのだった。以来、何度この映画をみるために劇場に足を運んだことか。

以前は、正月作品公開を控えた晩秋の時期に、封切館では目玉作品が乏しかったから?毎年といってよいほどこの映画がかかっていて、その都度足を運んだものだった。
レーザーディスクやDVDが発売された折には言うに及ばず即コレクションに。

後に、スピルバーグやスコセッシ監督らにより、元フィルムの痛みを修復するため、映像や音声に手が加えられ復元されたのでした。現在のDVDはそのヴァージョンのはず。今回もエンドタイトルのスクロールにちゃんとお二方の名前がクレジットされておりましたね。

映像が投影されない状態でオープニングテーマ曲が流れだすのもそのまま。
中間部の休憩もちゃんと設けられています。
映画館の大スクリーンで再びこの映画を鑑賞できようとは、思いもよらなかった。感涙!

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おおっ、最新のはパッケージの絵柄が新しくなっていますね。