山ではいつでも早寝、したがってみっちり睡眠をとったとしても翌朝は早起き。
早朝より食事を済ませ、準備をしてテントを撤収、アイゼンを装着し、ダブルストックで出立す。
昨日と打って変わり本日の空模様は曇天なり。
道すがら雪がふることもあったり、また稜線にでると例に寄って風がきつく、寒さは一層増す。
家を出る際に量ったザックの重量は20kgを軽く超えていた。
一夜を明かしたとはいえ、重量はさほど変っていないよう。
雪道の登り下りの繰り返し、けっこうこたえます。
青苔荘あたりで、リーダーより先頭に立つよう指示があり。はいはい、がんばります。
麦草峠着。麦草ヒュッテの軒先をお借りして一休み。
ここからは更にきつかった。
後続のお三方が遅れ気味だったりするもので、二番手についているリーダーより、
「mktsanもう少しゆっくりのペースで良いよ」
と声をかけられたりします。とはいえリーダーと後に続くタフなお二方はぴったり後につかれてますから、必然私は進むしかないですわね。
大石峠から中小場への急な登り…、息が切れそうだわ…、
休憩とらんのかなぁ・・・、と幾度か振り返るも、すぐ後につけるお三方のペースはそのまま、堪忍してほしいなあ。
で中小場。どんよりとした雲に覆われ眺望は臨めず。
少しだけ下ってまたまた茶臼山への急な登りが。
私のペースは後続のお三方に追い立てられる風で相も変わらず。
休憩とらんのかなぁ・・・、と幾度か振り返るも………、堪忍してほしいなあ。
などとやっているうちに茶臼山に到着、ふうっー。
このあたりの樹々が雪を纏った様はまさにメルヘンの世界そのものですわね。
ここに至ってカメラ(GRD2)がアウト。ザックに詰めたデジイチを取り出す気にもなれず、写真はここまで。
この後、縞枯山を経て雨池峠へ。
当初の計画では、このあたりのどちらかでテントを張り、もう一泊して北横岳をピストンする予定だったが、翌日の天候が芳しくなさそうなので、今回の山行はここまでとした。
初めてのテント泊での冬期雪山山行はとても面白かった。
縞枯山荘の前を通過してピラタスロープウェイへ。
ロープウェイで下山し、バスに乗り継ぎ16時前にJR茅野駅着。
絶妙のタイミングというか、駅前では大阪行の高速バスに遭遇す。尋ねてみると人数分の席が空いているという。鉄道を利用するよりずっと安くつくわけで、そのまま車上の人となりました。
連休中日であるからか、渋滞もなく早い帰阪が叶いましたよ。
2011-01-09
北八ハイク
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