小笊の向こう、雲海の中の富士山。
南アルプス白峰南嶺に連なる笊ヶ岳へ行ってきました。
登り始めの標高は500mちょい。
幕営地の布引山は2583m、一気に2100mほどを登るって急登の度合いはこれまでに経験のない領域です。
いや、あるか、黒戸尾根が。
しかして、黒戸尾根は標高差2200mですけど、こちらに比べると斜度はずっと緩やか。
黒戸尾根から甲斐駒に登るよりずっとしんどかった。
タケ沢の吊橋
布引崩に至り、やっとこさ眺望が開ける。
幕営地となる布引山はすぐそこ。
テントを張って本日の行動は終了。
周囲を覆う木樹の合間から富士山が眺めやれます。
14日早朝、笊ヶ岳に向かう稜線上から見える黎明の富士山。
笊ヶ岳と小笊。
笊ヶ岳山頂(2629m)は360°の展望。
眺望の素晴らしさに、思いのほかゆっくり過ごしてしまう。
登り下りはきつかったけれど、夏に通いつめた穂高とは異なり、人も少なく、苔むす樹林帯がずっと連なる道行きはほんに心地良し。
いかにも南アルプス南端って感じなのが素晴らしい。
笊ヶ岳は思いのほかええ山でした。
山行記録をヤマレコにアップしてます。
笊ヶ岳
2013-10-14
ひたすら登りひたすら下る 笊ヶ岳
投稿者 mktsan 時刻: 10/14/2013
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