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きっとリマスタリングされてるやろうと、帰宅途中に梅田のタワー・レコードに立ち寄り入手してきました。
その昔、コンコードってレーベルはようわからんかった。
スコット・ハミルトンが登場した頃、そのジャケットには大いに魅入られたものの、FMのJazz番組で聴く限りその音はモダン・ジャズではなく、手を出すことが憚れたた次第。
そんなイメージがあって、手持ちのコンコード・レーベルのディスクはホンニ数えるほど。
しかしてスタン・ゲッツでありまする。
インプロヴァイザーの本領発揮、ワン・ホーンでバリバリ吹きまくる超弩級にご機嫌な優れ盤やったりします。
選曲がはたまたよろしいんですね。
アルバム・タイトルの「ドルフィン」はボサ・ノヴァの美しい曲、ここではピュアなジャズとして昇華されとります。
当時は映画音楽でお馴染みのジョニー・マンデルのが2曲。
ジャズ愛聴道半ばの頃、「ジョイ・スプリング」はこちらを聴いて何ともええ曲やなあと、クリフォード・ブラウンのオリジナルを聴くべくブラウン=ローチ・クインテットのを買いに走った記憶がございます。
こんなのが廉価で入手できたりしますし、世の中、悪いことばかりではありません。
ゲッツファンであれば入手は必須、マストアイテムでありますよ。
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