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2008-05-17

新・エヴァンスを聴け!

新・エヴァンスを聴け! (ゴマ文庫)新・エヴァンスを聴け! (ゴマ文庫)
中山 康樹

ゴマブックス 2007-12-05
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批評というか評論部分はほどほどに、ディスコグラフィーとして手元に置いとくには、手軽な文庫サイズということもあって最適ではありましょう。

先年のことだったかしら、とにかくちょい前、Amazonのジャズの売り上げ上位にビル・エヴァンスの「You Must Bilieve In Spring」にあるのを見て首を傾げたりしていたのだが、”エヴァンスにとってのカインド・オブ・ブルー”だと、なるほど本書が煽ったということか。
とは言え、かくいう私にしても、何十枚か所有するエヴァンスのディスク中、おそらく再生回数最多、未だ飽くことなく聴き続けているのが「You Must Bilieve In Spring」、最愛聴盤となっている。
ここのところは我が意を得たり、すんなり納得する。

ただ、マイルスのベストが「カインド・オブ・ブルー」ってのには与できませんが。

2008-03-02

ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚

ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚 (集英社新書 421F) (集英社新書 421F)ジャズ喫茶 四谷「いーぐる」の100枚 (集英社新書 421F) (集英社新書 421F)
後藤 雅洋

集英社 2007-12-14
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ジャズ喫茶の視点からとらえた名盤・人気盤集ってことですが、なるほどなあ。

かつて著者の「ジャズの名演・名盤」に多くを習った身としてましては、教えられるところ、共感できるところが多分にあり。

2008-01-06

ミンガス—自伝・敗け犬の下で

昨晩は友人らと阪急伊丹駅界隈に集い一杯やっとりまして、国語の教師を務めるN君から同書を頂戴しました。先だって、PCを初期化、OSを再インストールするにあたって、iPodおよびiTunesの移行に関して手ほどきしたことへのお礼なのだそう。

ミンガス―自伝・敗け犬の下で (晶文社クラシックス)ミンガス―自伝・敗け犬の下で (晶文社クラシックス)
チャールズ ミンガス ネル キング Charles Mingus

晶文社 1998-02
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Jazz関係でいえば評伝が一般的。自伝といえば、マイルスや同出版社よりのビリー・ホリディのとかですか、しか思いつきませんね(まあ、基本は聴取した内容を編者がまとめたもので、自ら綴ったってわけではなさそう)。どちらも当時の白人社会への恨み辛みがかいま見られる内容でしたが、ミンガスのだとそのバイアスもさらに強烈なのだろうなあ。

当世、ミンガスの音楽ってどうなんでしょう?
メッセージ色が濃厚かつ重厚な印象は否めませんので、すんなりと耳に届かないものが多くはあるものの、個人的には嫌いじゃありません。

ええもん貰うたかも、しかしていつ読めるやろうか。

2007-10-20

JAZZとびっきり新定盤500+500

JAZZとびっきり新定盤500+500 (だいわ文庫 F 74-1)JAZZとびっきり新定盤500+500 (だいわ文庫 F 74-1)
MOONKS

大和書房 2007-08
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最近CDあさりをしているとShopでよく見かけたりするので、移動の車中の暇つぶしに購入してみる。
???
90年代の前半は輸入ものやヨーロッパ盤に入れ込んだこともあり、掲載されているものを少しは持っていたりするし、年代ごとの構成や意図するところがわからでもない。けれど、今となっては入手し難いものも多いはず、そんなのがどうして「定番」なわけ?