雪山教室実践も3回目となり、今回は雪山山中にてテント泊で一夜を過ごす予定。
出立は前回同様JR比良駅から。この度は武奈ヶ岳をば目指す。
とはいえ、ここのところの冬場らしからぬ陽気でどうも雪は望めぬよう。
幕営地の八雲ヶ原であたりまでは雪が残っていたものの、本日の行程の大半はさしずめ春山の雰囲気、ぽっかぽか。
北比良峠のあたりまで登ってきますと景観も開けてきます。
昨年のGWにここを通った時は曇りがちの天候で、琵琶湖もこんな風には眺めやれなかったなあ。
北比良峠あたりからは雪もチラホラ見受けられるようになってきまして、八雲ヶ原ではそこそこ残っとりますね。
八雲ヶ原にてテントを設営。やはり雪のない地面を選定してしまいます。
この後、ビーコンの操作を学び、本日はほぼ終了。
シュラフカバーを持っていなかったので、今回新たに購入。ゴアのやつにしてまたもやそれなりの出費となった。
6人用テントに5人で利用。なるほど頭と足の位置を交互にして寝るのか。
夜半より雨が降り始め、テントを打つ。
雨のままならもう登頂せず撤退するかとしていたが、明るくなり始める頃には雪となっていた。
雪山教室ですからねぇ、武奈ヶ岳山頂を目指すしかないでしょう。
早朝の八雲ヶ原湿原、今日のところは陽が射してくることはなさそう、曇ってどんよりしていているけれど、それがかえって幽玄な風情を醸し出す。オオッ、なかなかエエやないですか。
雪山は別物なのだと、ずっとそう考えていたこともあり、この時期の武奈ヶ岳に登頂を果たせるとは想像だにしていなかった。嬉し。
何はともあれ、今回の雪山教室、とてもとても面白かった。
さて、これでどこでも行ける…ってわけではない。様々に学んだ後では、悲しいかなそこのところはよくわかる。
しかして、簡単にはいかないが、全く無理でもないのだと。願わくば体力つけてね、ぼちぼちレベルアップできれば。
2010-02-28
雪山教室 実技講座3 武奈ヶ岳
2010-02-21
ポンポン山でフクジュソウ
ひょんなコトから以前勤めていた会社の方々と北摂のポンポン山へ向かうこととなりました。私はポンポン山って登ったことなかったんですね。
まずは、JR高槻駅でgehさんと待合せ、バスで登山口の手前まで。
数年前ならば、二人で山歩きなんて想像もできなかった。gehさんは渓流釣りなどを趣味とし以前からアウトドア志向であったものの、私にその気は全くありませんでしたから、山登ってます、テント泊用具一式揃えました、北アルプスへも行きましたよ、なんて言うのを聞いて、gehさんからすればかなり違和感を持ちはったんやなかろうか。
gehさんはポンポン山がお気に入りらしい。
ガイド本によれば、「本山寺の駐車場まで1時間アスファルトの林道歩き」とありますが、アスファルトの道歩くなんていやでしょ、とgehさん。こっちの道から行けば大丈夫と、案内され山道に踏み入ります。
電話やメールはたまにやりとりするものの、以前梅田界隈で偶然出会したのは数年前のこと、道中なんやかんやと話ははずみ、正午前に頂上到着。天気も良く、多くの人が集い憩っています。頂上の掲示はナルホド8と9の間のカンマが判別し難く、「ポンポン山 6789M」と日本最高峰の数値を示しとりますなあ。
頂上では、gehさんが待合せをしていたこれまた以前の勤め先の上司Sさんがいらっしゃって、ご無沙汰しております、とご挨拶。
昼食を済ませ、今度はポンポン山に精通するSさんの案内でフクジュソウが咲いている場所へ連れてってもらいます。
時期がまだ早いということで、ところどころ、多くは咲いていませんが、見入っているとしばし和んだ気分に。
3月の半ばあたりに霊仙山とかに見にいこうか、なとと考えていたのだが、俄然群生するというその様を見たくなりましたね。
途中道なき道を進んだりし、近隣の峰、釈迦岳の頂上を経て、下山の途に。
2010-02-17
百霊峰巡礼〈第1集〉/立松和平
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昨年より購読し始めた山岳雑誌2誌で、連載もののお気に入りは、山と渓谷では「でこでこてっぺん」、岳人の方はこの立松和平の「百霊峰巡礼」。
既に第2集まで刊行されているようなので、以前から機会があれば入手しようとしていたのだけど、著者の訃報に接し、まずは第1集を購入することとした。
今時は立松和平の著作ってどんなものなのでしょうかね。2006年に発刊、小説ではなく言わば紀行文なので本筋ではなかろうが、これけっこう探してまわりました。
梅田の紀伊國屋書店、旭屋書店、向かいのブックファーストと、それぞれの山岳本コーナーになく、一応小説の棚も確認してみるも、立松和平の本なんて1、2冊しかおかれていない。
それならばと、河出文庫のところを見てみると、代表作である「遠雷」なんてのもないんですなあこれが。映画化されたりして、私らの世代からすれば印象深い作品でしたがね。
本日、三宮のジュンク堂本店の山岳本コーナーにて発見。さすがにここにはありました。
2010-02-15
どうでもいいが 壁紙考
社内にいることが多いと必然PCのモニターと向きあいっぱなしになるためか、ここのところ目の疲れが著しい。年のせいということもありましょうが、そういっては身も蓋もない。
帰宅してからはパソコンなんて起動させない、とはならず主にMacを起動させて、メールやサイトをチェックしたり。まあ、仕事やないですから、心持ちはずいぶんと違って穏やかではあるかな。
で、27インチのiMacの壁紙には、年賀状でも使用した奥穂山頂で撮った写真を貼りつけている。
たまに、なんの操作をすることなく、ただこの壁紙に見惚れて過ごすことがあったり。画面が広い分、画像に奥行きが感じられてかなりいい感じ。
27インチのiMacは大きめのフォトビューアーでもあるのだった。
会社のWindowsPCでは例の壁紙そのまま。この画像を貼り付けたったら目の疲れ方も変わってくるかしら。
どうでもいいが、向かって右端に散らばっているのは、iTunesに取り込んだ音楽データに貼り付けるべくDLしたCDジャケットの画像ファイル。ある程度たまったら、保存用のフォルダに放り込んで整理しているのだが、まだその時期ではない。
2010-02-07
兵庫の山からゴミを一掃する統一行動日
2010-02-06
雪山教室 実技講座2 堂満岳
湖西線の比良駅で下車。
実技講座2日目、いよいよ初めての雪山山行をば体験することとなる。
先週の段階では、ほとんど雪が積もっていなかったそうで、場所を変更するかも、との連絡があったりしたものの、この一日、二日の冷え込みで降り積もった模様。良かった。
さて、どうなりますことか。
パーティーごとの行動となりまして、私めとしましてはとにかく遅れぬようひたすら付き従うのみ。
ノタノホリで小休止となる。勝手がわからぬまま、それでもこここまではそれなり快調に歩を進めてこれたわ。
この先は吹雪いているのか、リーダーはここまでと判断された。ピークハントはならず、稜線のところまで。
こんな雪の中でも足を突込んで歩んでいけるのが不思議に思えてくる。
下る途中の斜面で、滑落停止、斜面での歩行についての指導を受ける。
雪の斜面に仰向けに寝っ転がってなんやかや、ああ面白い。
そんなエエ年した大人が雪と戯れるって図は傍目からみるとどんなもんかなと思案しつつもそれなり楽しんでしまいます。
雪道の下りはとかく滑りまくるも、雪面に沈みこむだけですから、危うさは感じられませんね。
下山がなりまして比良駅に着。反省会をもって本日は終了。ありがとうございました。
指導陣の皆様、次回もよろしくお願いいたしまする。
アウターと靴の具合はいい感じ。
着衣のレイヤリングと手袋に関しては再考の要があり。
また、本日より長い工程の山行で体力が持つのかなとの不安も。フィットネスがんばって、体力つけねば。
アイゼンを装着する場面がなかったのが少々残念ではある。
それにしても雪山、聞きしに勝るおもしろさでありましたよ。