2013-12-30

西穂高本峰を目指すも・・・

年の瀬の慌しい折、29、30日の二日間、会の山行部長と2名パーティーで西穂へ赴きました。

翌30日少し遅目の7時半過ぎ出発で西穂高岳を目指す。


その日、最初に見えた独標はこんな感じ。


独標を経て、なんとかピラミッドピークまで到達。


瞬時垣間見えたピラミッドピーク。
下山時、ピラミッドピークを見上げながら、この天候下であそこまで行けたのだから上出来やね、とこの時になって初めて少しばかりの満足感が湧き上がる。

山行記録をヤマレコにアップしてます。
西穂本峰を目指すも・・・、ピラミッドピークまで

2013-11-23

八経ヶ岳 初大峰はちょいと早めの雪景色

会友のTさんから八経ヶ岳へ行きましょうと嬉しいお誘いがあり、近畿の最高峰へ。
ド快晴に加えて早々の雪化粧を眺めやれ大満足の山行となりました。


八経ヶ岳とその向こうにチョコンと突き出ているのが明星ヶ岳。


八経ヶ岳山頂からの弥山。


八経ヶ岳山頂からの明星ヶ岳。


明星ヶ岳山頂。
向こうに見えるのが八経ヶ岳。


明星ヶ岳から。
大台ヶ原が眺めやれます。

日帰りの短い道行きではありますものの、この度は歴史的な重厚感を漂わせる滋味深い山並みと何よりもその見事な眺望に魅せられました。

行者還トンネルの駐車場では遠くからのナンバープレートが目についたり。
そういえば、八経ヶ岳というか大峰山は深田百名山中、わずかしかない近畿の一座。
なるほど、こんな時期でも遠くから来はる理由か。
百名山か否か、まあ、そんなのはどうでもいいんですが、兎も角もええ山でしたね。

山行記録をヤマレコにアップしてます。
八経ヶ岳 初大峰ですけど、ちょこっと雪山風情に歓喜

2013-11-09

ソフィーの選択

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ジェネオン・ユニバーサル 2013-11-06
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こんなのも出てますか・・・、アラン・J・パクラ監督の名作(やと思てます)で、メリル・ストリープの実質的な出世作ですなあ。

さてどうするか、初見の折の印象というか痛みって耐え難いほどにグサッときたからね・・・。
瞬時逡巡しますも、やはり入手しとくことに。

金曜夜に「マウス・オブ・マッドネス」とともに、Amazonにて無料の翌日到着のオプションを選んでオーダーしたところ、土曜の午後に届く。
まあ、なんと早いこと。
こんなだと、リアル店舗へはますます遠のいてしまいそう。

マウス・オブ・マッドネス

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ワーナー・ホーム・ビデオ 2013-11-06
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ジョン・カーペンターのホラー映画ってけっこう好きです。
DVD化されてたのかようわかりませんが、今時よくぞこんなのを出してくれました。

知ってる人は知っている、古きものどもが復活するってやつ、ラヴクラフトが創出したクトゥルフ神話の世界観をモチーフにしたオリジナルなホラーもので、The Thingもどきがチラッチラッと小出しされたり、まあ他愛ないお話なんですけど面白い。

ジョン・カーペンターものでは、これと「パラダイム」、監督作ではないものの製作総指揮の「フィラデルフィア・エクスペリメント」あたりが私の好み。
そうそう、初期の「ハロウィン」、「ザ・フォッグ」も捨て難い。
「パラダイム」なんかもBlu-reyでいいから出してくれんものか。

2013-11-03

暗殺者グレイマン / マーク・グリーニー

暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫 NV)暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫 NV)
マーク・グリーニー 伏見 威蕃

早川書房 2012-09-21
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身を隠すのが巧みで、人目につかない男、グレイマンと呼ばれる凄腕の暗殺者が主人公。

古巣のCIAに裏切られフリーに転身、それでも祖国への忠誠心は揺るがず、ターゲットとするのは世に害をなす悪党のみ。
タイトルの物々しさから冷酷無比な主人公を連想するのだけれど、実は義侠心溢れる正義の味方だったりする。

数多の暗殺チームの襲撃に対しつつ、満身創痍になりながら突き進む様は凄絶で、巻おく能わず、一気読みがお薦め。

国際情勢がどうとかリアルさがなんたらなんてのは抜き、正統派冒険小説の今風版、大人のお伽話としてはとても面白し。

2013-10-26

4ウェイ・ストリート / クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング

4ウェイ・ストリート4ウェイ・ストリート
クロスビー、スティルス&ナッシュ

ワーナーミュージック・ジャパン 2005-06-21
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ちょっとHMVを覗いてみるも、Jazzは気を引くものが無し。
一応、Rock(古いやつですけど)の方も見てみると「ForeverYOUNG THE RED SALE 2013」なるワーナー系期間限定の廉価CDが目につく。
もしかしてアレはなかろうかと、C,S,N&Yのコーナーを見てみますとありました。

まだ、レコードを持ってるはずやけど、今更取り出す気にはなれません。
何時かは入手せねばとしていたブツ、いいタイミングで購入できました。

まだ、Disk1のアコースティック・サイドしか聴いてませんが、やっぱりよろしいわあ。
当時より、2枚組LPの1枚目、アコースティック・サイドが全て、との説がありましたね。

尚、Amazonでは廉価のやつが引っかからず、上記は現在普通に流通しているもの。

2013-10-19

刑事マルティン・ベック 笑う警官 / マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー

刑事マルティン・ベック  笑う警官 (角川文庫)刑事マルティン・ベック 笑う警官 (角川文庫)
マイ・シューヴァル ペール・ヴァールー 柳沢 由実子

角川書店 2013-09-25
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アレレ新装版で復刻?すぐさま手に取ってみる。
なんと新訳ですか。
それもスウェーデン語から直接訳したのだと。
堪らず購入し、帰宅車中で直ぐ様ページを繰る。
ウン十年ぶりの再読となったが、やはり面白い。
久方ぶり読書の楽しみを満喫することに。

マルティン・ベック・シリーズ10作の残り9作も順次新訳で出版されるらしい。
これは楽しみだ。
「笑う警官」はシリーズ4作目なのだけど、もっとも知名度が高いことから最初の訳出となったとある。
以降は当時の出版順で訳出とあり、次作は1作目「ロセアンナ」。
因みに以前の版のタイトルは「ロゼアンナ」でした。

マシンガン・パニック/笑う警官 [DVD]マシンガン・パニック/笑う警官 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-04-23
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読了した後、ハリウッドで映画化されたDVDを久方ぶりに取り出して鑑賞してみた。
設定を当時のアメリカに置き換えてますから、まあ、全く別もの。
とはいえ、監督がスチューワート・ローゼンバーグで、マルティン・ベック役にあたるのがウォルター・マッソー、その相棒がブルース・ダーン、ルイス・ゴセット・Jrなんかも出てまして、俳優陣は曲者揃いで見応え十分。
映画としては良うできてて、とても面白いんですけどね。

公開時の邦題は単に「マシンガン・パニック」でした。
当時、パニック映画ってのが流行ってましたから、無理からにかようなタイトル付けとなったのでしょう。

2013-10-14

ひたすら登りひたすら下る 笊ヶ岳


小笊の向こう、雲海の中の富士山。

南アルプス白峰南嶺に連なる笊ヶ岳へ行ってきました。
登り始めの標高は500mちょい。
幕営地の布引山は2583m、一気に2100mほどを登るって急登の度合いはこれまでに経験のない領域です。
いや、あるか、黒戸尾根が。
しかして、黒戸尾根は標高差2200mですけど、こちらに比べると斜度はずっと緩やか。
黒戸尾根から甲斐駒に登るよりずっとしんどかった。


タケ沢の吊橋


布引崩に至り、やっとこさ眺望が開ける。
幕営地となる布引山はすぐそこ。


テントを張って本日の行動は終了。
周囲を覆う木樹の合間から富士山が眺めやれます。


14日早朝、笊ヶ岳に向かう稜線上から見える黎明の富士山。


笊ヶ岳と小笊。


笊ヶ岳山頂(2629m)は360°の展望。
眺望の素晴らしさに、思いのほかゆっくり過ごしてしまう。


登り下りはきつかったけれど、夏に通いつめた穂高とは異なり、人も少なく、苔むす樹林帯がずっと連なる道行きはほんに心地良し。
いかにも南アルプス南端って感じなのが素晴らしい。

笊ヶ岳は思いのほかええ山でした。

山行記録をヤマレコにアップしてます。
笊ヶ岳

2013-10-05

Shaft / Isaac Hayes

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で、Magnum Forceと併せてもう1枚。
映画音楽史上、最強、カッチョイイテーマの最右翼といえば、アイザック・ヘイズによるソウル・ミュージック、もち「黒いジャガー」のシャフトのテーマとなりましょう。

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シリーズ1作目は、B級、いやC級と呼ぶに相応しいとてつもなく他愛ない内容、なれど個人的にはこれが一番のお気に入り。

黒いジャガー/シャフト旋風 [DVD]黒いジャガー/シャフト旋風 [DVD]
アーネスト・タイディマン

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2作目は前作に比べてちょいパワーアップ。
シャフトのテーマに始まり、シャフトのテーマに終わる快感はそのまま。

黒いジャガー/アフリカ作戦 [DVD]黒いジャガー/アフリカ作戦 [DVD]
スターリング・シリファント

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廉価DVDばかりでシリーズ3作が揃った時は嬉しかったなあ。
この後、シャフトのテーマはそのままでテレビシリーズにもなってました。

そういえば、サミュエル・L・ジャクソンでリメイクした「シャフト」はとても残念な映画だった。
リチャード・ラウンドトゥリーがアンクル・ジョン・シャフトとして登場してたのはご愛嬌やったけどね。

カーティス・メイフィールドによるテーマが素敵な「スーパー・フライ」も併せて入手しとくべきでした。

Magnum Force / Lalo Schifrin

Magnum ForceMagnum Force
Lalo Schifrin

Aleph Records 2005-07-11
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ジャケットに写るのはクリント・イーストウッド、我らがハリー・キャラハン刑事。
邦題は誰もが知っている(いや、若い世代は知らんかもですなあ)「ダーティーハリー2」、そのサントラCDです。
タイトルのMagnum Forceは、キャラハン刑事の手にあるスミス&ウェッソン44マグナム拳銃のこと。

この映画を見たのは中学生くらいだったか。
当時、三宮駅前の新聞会館にあった所謂二番館(そういえば、昨今は二番館なんていって通じるのかしら)のスカイシネマにて。なんと、スティーブ・マックイーンの「ブリット」との2本立てだったりした。

実はこのラロ・シフリンの手になるタイトルチューンは相当にイカシテルんです。
ガキの頃ですから、初見の折は映画の内容を消化することで手一杯、とても音楽にまで気が回らなかったはず。
後に友人から借りた最新映画音楽集みたいなLPレコードにダーティハリー2のテーマみたいな感じで収録されていたのを聴くことがあり、その曲想のかっこ良さに開眼した次第。
とはいえ、サントラではなかったんですけどね。

当時、「ダーティーハリー2」のサントラっていうのは発売されておらず、私らみたいなファンの声が集まったのか、正式にリリースされたのはずっと後年のこと。
しかも、「ダーティーハリー2」単独ではなく、ダーティハリー・シリーズのトラック集みたいな編集盤だったと記憶する。

ラロ・シフリンといえば、もともとはジャズ畑の人。
映画「ミッション・インポッシブル」(テレビ版の「スパイ大作戦」)のテーマは老若男女を問わず誰でも知ってるでしょう。
「燃えよドラゴン」や「ブリット(ちょっとマイナーかな)」にダーティハリー・シリーズを含めたあたりが代表作となりましょうか。
いずれのタイトルチューンもJazzフレイバーたっぷりな曲想でカッチョイイことこの上なし。

この度、何故か急に思いつき、Amazonで同CDを検索、入手した次第。

ダーティハリー2 [DVD]ダーティハリー2 [DVD]

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もちろんDVDは持っているんですけどね。
今時はDVDやブルーレイでお気に入りの映画を手軽に、それも廉価で入手できますから、サウンドトラック盤の有難味なんていかほどのものか。
などと言いつつ、「パシフィック・リム」のサントラ入手も思案していたり。

2013-09-22

奥穂〜西穂  完遂するも不完全燃焼の感

先週にひき続いての穂高である。
穂高へは2年ほどご無沙汰していたこともあり、GWに雪を纏った姿を眺めやってしまいその勇姿に大いに感動、再認識した次第。
この夏は個人的にまだ踏破していない主だったルート(一般ルートやけどね)を済ませてしまおう、穂高に拘ってみよう、との想いが胸中を支配することに。
天候不良による2度の撤退も併せての穂高通いとなった。

とはいえ、他に登ってない山域は多数あるんやし、などとの考えがよぎるものの、先週もアウトとなってしまっては他に赴こうなんて気にはなれず。


本年5回目の涸沢。


1週間ぶりでしかないけど、やはりエエとこです。


1週間ぶりの穂高岳山荘。
先週の山行が良いトレーニングになったかな。


奥穂へ向かう途上の稜線で御来光を眺める。
22日は5:15に穂高岳山荘を出立。


奥穂高岳まであと少し。


from 奥穂高岳


奥穂山頂はそこそこに、あちらへ向かいます。


いきなりこれかい?って少しばかり怯みつつ。
それでも、そんな風に感じたのはここだけ。


ロバの耳を経てジャンダルムへ。


from ジャンダルム


コブ尾根のコル側から見るとわかりやすいのだが、ジャンダルムなんて、ねきまで来てしまえば簡単に登れてしまうんですぜい。


西穂は、すぐそこにあるように見えるんですけどね。


天狗岩へ。


ここらが間ノ岳。


お次は赤石岳。


西穂はすぐそこ。
次の鞍部からの登りは大したことなさそう。

西穂山頂着は9:50。
後はお馴染みの下山ルートを残すのみ、気分的にはここでお終い。
想像していたよりすんなり西穂まで到達してしまい、正直なところ、今回の山行は不完全燃焼の感が紛々である。


しかして、我ながら良いペースでここまで来れたわ、などと気を良くしつつ見慣れた景色を眺めやる。
ふと視線を手前に転じれば、登り来る人並みが尋常ではないような・・・、連休中日のお手軽で人気のお山となれば、この先、渋滞は必須か・・・。

山行記録をヤマレコにアップしてます。
奥穂-西穂