2013-02-24

宝塚~一軒茶屋~芦屋川 歩荷

来週の山行に備え、20kgちょい担いで、宝塚~六甲最高峰~芦屋川間を歩荷してきました。
歩荷的には逆コースにした方が負荷は増しそうなもの。
芦屋川~最高峰は幾度も歩いてますからね、今回は気分転換ってことで。

そういえば、今年初の六甲となりますか。
この季節、六甲界隈に赴くことはあまりなかったけれど、けっこう雪がついてるんですなあ。
これは、今年に限ったことなのだろうか。


塩尾寺から


歩き始めて直ぐの展望スペースから
甲山が手前にあり、大和方面の山々、大阪湾から阪神間の市街地が見渡せます。






六甲最高峰手前


高座の滝でお終い。

2013-02-21

日本辺境論 / 内田 樹

日本辺境論 (新潮新書)日本辺境論 (新潮新書)
内田 樹

新潮社 2009-11
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ベストセラーですね。今風思想家の日本人論ってとこでしょうか。
表題の内容を、古今東西様々な著作物やその他あれこれを引用し、例証・論破する。
まあ、いささか乱暴ではあるかなと思わぬでもない。

これなんかも購入してより長く放置したまま。
時間つぶしってな感覚で手にとってみると、案外面白く、一気に読了することとなった。

「地政学的辺境性が日本人の思考と行動を規定している。」

昨今、お隣の国が隣接する大国にすり寄る事象を見て取れば、なるほどと頷けてしまい説得力が増すというもの。
ある意味、タイムリーな読み物となった。

「外来の権威にとりあえず平伏して、その非対称的な関係から引き出せる限りの利益を引き出す。これは日本人が洗練させたユニークな生存戦略なのかもしれない。」

なんて一文には思わず苦笑してしまいます。
古来より日の本の民は辺境人の自覚のもと、あらぬ方向に暴走した期間が幾度かあるものの、大凡上手く立ち回ってきたんですわね。

2013-02-16

山頂には至らずの武奈ヶ岳

先週同様、JR堅田駅から江若交通のバスに乗車。
この度は登山者の多くなく、定期便に収まるようで、バスの増発はなし。
平バス停から少し先の坊村にて下車して会友3名と合流。
内2名は雪山教室もまだ受講しておらず、これから経験を積んでいこうっていう新人さん。
久方ぶりの武奈ヶ岳に登る。
天候はヨロシクなく大凡は曇り、登り往くごと瞬時陽が差すことがあるも、御殿山に至ってよりは吹雪くまま。


坊村を出立

明王院のところで控えておられた警察の方に計画書を提出。
なんでも、昨夕の時点では地面が見えていたのだそう。
一晩でここまで積もったわけか。


武奈ヶ岳西南稜から見た御殿山

登り始めてより、やはり雪が多いせいか、いつになく時間がかかってしまった。
御殿山に至り、稜線に達してよりは、天候が更に悪化。
あと少しなんで登ってもよかったのだけれど、下山時刻が遅くなるのも不味いしね、山頂手前で引き返すこととする。


復路、御殿山からの武奈ヶ岳



12月末の赤岳よりピークに至らずの山行が続いてしまっている。
まあ、雪山なんで無理は禁物、ってとこかしら。

2013-02-11

ロング・グッドバイ / レイモンド・チャンドラー(村上春樹訳)

ロング・グッドバイロング・グッドバイ
レイモンド・チャンドラー 村上 春樹

早川書房 2007-03-08
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村上春樹がレイモンド・チャンドラーの代表作を翻訳しているのに惹かれて購入したもの。
奥付をみると、「2007年3月10日 初版発行」となっている。
そういえば、もう文庫化されてたはずやし、長く放置してたわけ。

村上訳の本書が出るまで、同じ早川書房より発刊されていた文庫本のタイトルは「長いお別れ」でしたね、個人的にはおよそ30年ぶりの再読となりますか。

訳者あとがきで語られている、チャンドラー作品の文学性ってのはようわかりませぬが、同書が凡百のミステリーとは一線を画すものであろうこと、当時よりそんな認識はあったはず。

以前の清水俊二訳の「長いお別れ」は現在手元にはなく、村上春樹による新訳との比較は叶わぬこと。
あとがきによれば、「長いお別れ」では、原書の細部がかなり端折られていたとありますから、村上訳の本書は完訳版となるよう。

今回再読してみますと、やはり面白い。
かくも味わい深い読み物であったかと、あらためて感動する次第。
当方も齢を重ねておりますからね、若い頃よりは綴られている人間の機微をより精緻に読み取れるくらいにはなり得たってことでしょうか。

同訳者が続いて訳出しているフィリップ・マーロウものも読みたくなってきましたね。
ハメットやロス・マクドナルドなんかも再読してみようかしら。
村上春樹はリュウ・アーチャーものも贔屓にされてるみたいですから、ロス・マクドナルドの代表作なんかにも手を出してもらえんかなあ。

2013-02-10

湖西の稜線歩き

会の山行にて、蓬莱山界隈を歩く。
天候はイマイチなれど、極寒てな風でもなく、寒風はあるも緩やか、時折陽が差したりと、同時期としては比較的快適な稜線歩きを楽しめました。

JR堅田駅から江若交通バスで平バス停まで移動。
この日は登山者が多く、定期便では間に合わず、バス2台が増便となりました。
臨時便であったためか、平バス停手前の登山口となる林道のところで停車、降ろしてもらえましたね。


アラキ峠あたり


ずっと琵琶湖を見下ろしての道行です。


小女郎峠あたりに至ると蓬莱山が見えてきます。


蓬莱山

蓬莱山のスキー場を経て打越山のところから下山する。
今回の参加者は私より年長の方々ばかりですけど、うちの会の人、皆さん歩くのが速い。
15時半にはJR志賀駅に到着してお終い。

2013-02-05

M's R3 Hiloft Jk

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山関連も冬物セールの時期ですね。
2/1にP社からも、「patagonia - 本日よりセール開催」のメールあり。

そういえば、インサレーションは化繊のやつしか持っていないし、ダウンのやつが欲しいのだが・・・。
とはいえ金ないしなあ、などと思いつつ、よせばいいのにリンクの画像をクリック。

FALL/WINTERセール

いつもどおり、メンズのカテゴリーをクリックして絞り込み。
Down Sweater かあ、うーん欲しい・・・、引き続きあれこれ参照する。

・・・R3か・・・、エラくそそられる価格設定ではある。
しかして、所詮はフリース・・・。
そういえば、赤岳や仙丈に一緒にだったK野さんがR2R1を重ねて着てたなあ、あれは良さそうやった・・・。

R2がないかを確認するもなし・・・、
で結局、R3の「ショッピングカートに加える」をポチッとやってしまった。はあ~(溜息)。

ザックの修理を依頼するため、土曜日に梅田の某登山ショップを訪問。
P社の正規取扱店なので、同製品がないかコーナーを確認、オーダーしたのと同じ緑色(Dill)のがあり。
手にとって子細にチェック・・・、
ジオラインかキャプリーンをアンダーにしてR3を、で雪山用のヤッケを羽織るという通常のレイヤリングを想定してみると・・・、うーん、どう考えても暑そうな感じが・・・。
厳冬期であったとしても、雪山での行動ではいかがなものか・・・。

でもまあ実際に試してみるよりなし。
少なくとも、テント内や停滞時には重宝するはず、と自らを納得させたのだった。