先週の比良に続き会の雪山教室修了山行にて、週末の土日に伊吹山でテント泊を。
昨年は雪積雪量が少なく、泊まりをやめたんでしたが、今回は水を作るのに十分な雪があり、普通に5合目で幕営する。
積雪期に甲信越の山でテント泊するのに比べれば、1月末の伊吹山ではずっと過ごしやすい。
今年も雪山教室を無事終えることができ、私は大きく安堵した次第。ヨカッタ。
2015-01-25
2015-01-18
2015-01-12
北八 天狗岳
年初の連休は、ホテル千畳敷泊で木曽駒に登るという少しばかりお気楽な山行を計画してましたが、千畳敷ロープウェイが運休でおじゃんに。急遽の代替え山行は北八の天狗岳となった。
私、冬期の天狗は3度目になりまして、一度は黒百合ヒュッテに泊まってみたいとは思いつつ、混んでるのは堪忍。なので、今回もテン泊です。
10日は晴れ間も見えていたけれど…。
この夜、黒百合ヒュッテの入り口にある温度計は-10°の表示、以前の山行では-20°を超えていたから、これは幸い。テン泊でもシュラフに潜りこんでいればけっこう暖かく過ごせたのである。
11日は早朝から天候が優れず、
暗い内に出発して下りてきた人から、稜線では風が強いと聞き、行こか行こまいかしばし思案、…初天狗岳のメンバーが2名、ここまでとするのはちょいと気の毒。様子をみながら行けるところまでということで、準備をして出発する。
風がけっこう吹きつけるものの、視界不良というほどでもなく、これならいけると判断、東天狗岳山頂へ。
東天狗岳山頂にて。
でもまあこんなんなんで、西天狗はやめておきます。
天候が優れぬ中、何とか東天狗には登頂できたけれど、山頂からの眺望がお預けとなったのは残念無念、またの機会に。
2015-01-07
007の次回作
007の次回作タイトルは「スペクター」なんですと。
うーん、これはそそられる。
現代版のブロフェルドはどんなんやろう。
誰が演じるのかな。
まあ、まだまだ先のお話ではありますが。
「スカイ・フォール」のラストはMが男性にチェンジ、ミス・マネペニーが復活したりで、ヤングなジェームズ・ボンドの終焉を予感させた。
イアン・フレミングの原作の順番とは異なりますが、映画の初作「ドクター・ノオ」に通じる感じでしたね。
ダニエル・クレイグの「カジノ・ロワイヤル」はフレミングの原作を忠実に取り入れつつ、現在の国際情勢にうまく置き換えていて、その出来は秀逸でした。
原作の順番でいけば、「死ぬのは奴らだ」、「ムーン・レイカー」、「ダイヤモンドは永遠に」、「ロシアより愛をこめて」・・・と続きますが、「ロシアより愛をこめて」以前の3作の映画版については、フレミングの原作とはかけ離れてましたからね、「カジノ・ロワイヤル」に習って原作に忠実に再映画化すれば面白いものになるのでは、なんて妄想する今日この頃。
そうそう、007シリーズ最終作(フレミングの遺作にあたるのかな)「黄金の銃を持つ男」の映画版もかなりあさってな内容でした。これもそのまま映像化すれば面白いと思うのだが。
2015-01-03
2015-01-02
ドキュメント 御嶽山大噴火
ドキュメント御嶽山大噴火 --生還した登山者たちの証言を中心に救助現場からの報告と研究者による分析を交え緊急出版!-- 【地図付】 (ヤマケイ新書) 山と溪谷社 山と渓谷社 2014-12-01 売り上げランキング : 9654 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
昨年秋の大惨事について、さほど時が経ていないながらも、ヤマケイから関連書籍が出版されていたので、御嶽山の今後を知る足しになるかなと、期待と興味もほどほどに入手した。
本書は、噴火の発生から10日間のドキュメント、この災害の中に身を置きながらも生還した被災者らの証言、専門の学者による科学的な考察、救助にあたった公的機関や小屋関係者の報告と提言、から成る。
巻末に掲載されている生存者が負うサバイバーズ・ギルドに関しての解説については、特に興味深く拝読した。
被災者や研究者、救助機関から提起されている災害に関わる対処法のいずれもが示唆に富むもので、山ヤを自認する身であれば、自らの心内に留めおくべき事柄と素直に思い至る。
夏のシーズンに2度訪れた御嶽山の山行は、自然に満ち溢れた様子や独自の山岳風景に魅せられて、個人的にはとても印象深いものだった。
以降も様々な山行きでかの独特の山容を眺めやるにつれ、そのうち機会があればまた、冬期にも一度登ってみたいもの、などと憧憬の念ばかりを膨らませていたように思う。
その日は山行には赴いておらず、テレビのニュースで噴火の第一報を知った。次第に詳らかになる過酷な状況を知るにつけても、登山を愛好していながら当事者感覚は希薄でいたって暢気、身近に感じていたはずの山が少しずつ遠くように感じられて残念な想いに支配されていたんだった。
本書を紐解いてみると、現場は想像していた以上に凄惨な状況であったことがうかがえ、誰にというわけでもなく、少しばかり恐縮の念がもたげてくる。
スター・トレック イントゥ・ダークネス
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テレビ・シリーズ「スタートレック」(私らの世代からすれば、「宇宙大作戦」なんですが)の前日譚、USSエンタープライズ号クルーの若かりし頃のお話、前作に続く第2弾となりますね。
前作もようできてましたが、こちらも同様の出来。私はトレッキーってわけではありませんが、かなり楽しめました。
敵役のカーンは、テレビ・シリーズが最初で、スタートレックの映画化2作目「スタートレックII カーンの逆襲」に続き三度目の登場です。
ベネディクト・カンバーバッチが演じるのは若かりしカーンということで、本作はカーンの起源を描くってエピソードなわけ。
監督のJ.J.エイブラムスは、スター・ウォーズの新作の監督に抜擢されてますから、新たなジェダイの騎士の冒険譚もかなりに期待できるのではなかろうか。