ラベル 花の百名山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 花の百名山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010-06-06

赤坂山~三国山

少しばかり早起きしまして、湖西線のマキノ駅まで。西宮からとなれば、やはり遠い。
バスに乗り換え、マキノ高原温泉さらさのバス停で下車。マキノ高原とは、これはよさそうなところですわね。



周囲の景色に目を巡らせながら赤坂山登山口に。
長く続く丸太がはめ込まれた階段は、あちこちで破損し整備が必要な状態と見受けられる。いっそ放置してしまい、階段状の道がならされてしまえばその方がgoodかも。



東屋がある武奈ノ木平で小休止をば。
先客は自転車で山を登る集団。挨拶を交わし、自転車を走らせていきます。このお兄ちゃん達、自転車が走れない場所では、抱え上げて登っていきました。がんばるなあ。



やがて開けた場所に到達。
鉄塔が幾分興ざめではありますが、展望は悪くありません。とはいえ、本日は霞がかっていて遠方になるほどぼうっと霞んでいる。



途中、小振りなものの目を惹きましたのでパチリと。
調べてみるとハナニガナというそう。これでも高山植物なのだと。
それにしても背景が美しくないなあ。



視界が広がるこういう道は気持ちがいい。あれが赤坂山頂上やね。



赤坂山頂上(823.8m)に到達。
ここの頂上は360°見渡せていい感じ。この山、ちょいと気に入ってしまいましたね。
滋賀県と福井県の境界くんだりまで来た甲斐があったというもの。



そのままルートを進み三国山へ向かう。少し下り往ったところで赤坂山を振り仰ぐ。



少々得意な雰囲気の景観の明王ノ禿を経て、



しばらく歩み往き、三国山への分岐に。でこれをグングン進んで三国山へ到達。
しかして、いささかがっかり。ガイド本での記述と違い、頂上を覆う樹樹に遮られ全く眺望が得られないのである。
こちらははずしてもよかったような。



分岐に戻り、先に続く湿原を抜けると本日の山歩きはほぼ終了。
この先は、マキノ白谷温泉バス停まで林道をひたすら下るのみ。

気持ちの良い山歩きでありましたよ。また別の季節に歩いてみたいものだ。

2010-03-14

霊仙山 柏原登山道の長い道のり

全山縦走路に申し込みそびれたのだが、天気は良いとの予報、じっとしている手はない。それならばということで、青春18切符を利用して早春の霊仙山へと赴く。

昨夏は、JR醒ヶ井駅からバスで養鱒場へ、徒歩で樽ヶ畑登山口まで向かい、樽ヶ畑登山道を登ったのだった。東海道線で醒ヶ井駅から二つ先のJR柏原駅からも登山道があるようだ。今回はこちらから登って樽ヶ畑の方へ下りてみますか。

西宮から電車でJR柏原駅へは、どうやっても2時間以上の道のりとなる。朝早く出立しても、そこそこの時間になりそう。



登山口より踏み入ってから一合目に至る一時間ほどの間に、ライフルを持った人たちと幾度か出会す。岐阜県警の方?
やはり熊ということでしょうか?
「熊もねえ、そろそろ出はじめるかな。山登るの?さっきも一人登っていったよ」
などとやりとりを。

3合目あたりで(おそらくは)北東方面に視界が開けた場所がありまして、晴れ渡った中、白い峰や連なりが遠くに見えています。

中央にある峰は、あれはどう見ても御嶽山やなあ。
ということは右に連なっているのは中央アルプス?
ならば少し離れたところにあるのは恵那山か。重なってその向こう見えている連なりは南アルプス?

左に目を向ければ、なるほど乗鞍のかたちしてるわ。
でその向こうは北アルプス?…確かにとんがった先が視認できますね。

見えることがあるとは聞いていたけれど、これほどとはね、ちょっとした驚き。
柏原登山道では、頂上に到るまで登りゆくごと、幾度もこの絶景が眺めやれ、その度に見惚れてしまって。



4合目の避難小屋あたり。
こちらからも伊吹山とともに先ほどからの遠い峰々が臨めます。

柏原登山道では霊仙山頂上まで4時間の道のりなのだそう。実際はそんなにかからないだろうとふんでいたものの、きっちり4時間かかってしまった。というのも、4合目を過ぎたあたりからの残雪は登り進むほど多くなり、幾度も歩みを阻まれてしまったため。



ザラメ雪に深くはまり、足をとられることが多くなってきたこともあり、5合目でゲーターを装着。
ここでも視界が開けていて、先ほどからの眺めをしばし堪能すべく小休止を。



ずっと先人の踏み跡を辿っていたので、さほど苦労することなく歩んできたものの、継子穴というあたりから八合目までは様相が一変。積雪量は更に増し、登って下って少々しんどいおもいをすることに。



霊仙山避難小屋手前のぬかるんでドロドロの急な登りがまたきつい。



避難小屋を経て、経塚山に至る頃にはもうヘトヘト。頂上まであと一息。





やっとこさ頂上に到達。
他の登山道を辿った人たちは、ここで初めて遠く映える峰々に見えるわけか。柏原登山道は、遠く長い道のりであったが、今日はとても得した気分。歩きがいがありましたわ。
南西方面に位置する琵琶湖の景色がこれまた良ろし。



いつもながらの遅い昼食をば。この絶景を前に啜るカップ麺のなんと美味いこと。



景色に見惚れて忘れていたよ福寿草。山頂周辺の稜線にはまだまだ雪が残っていて地面が見えていないところが多々あり。福寿草には早すぎたな、としていたところ、雪の合間の地面に小さく顔を出していた。咲ききってはいないけれど、これはこれで麗し。

下りに辿った樽ヶ畑登山道では、ひどく泥濘んだ道があるものの雪はなし。やはり、こちらからならずっと早く登れたのだなあ。
しかして、今日はまたとない景色を存分に堪能できたのだから、柏原登山道はいい選択であったよ。

2009-09-13

大台ヶ原 でも雨には遭遇せず

早朝5時過ぎ、先だって近鉄線に繋がった阪神電車を利用して奈良方面へ。



尼崎駅、近鉄線なんば駅を経て鶴橋駅に、大和八木、橿原神宮前と幾度も乗継ぎ、近鉄大和上市駅に着いたのは午前8時頃のこと。

駅前のバス停で待っていると、バス会社の人から「登山計画書を提出して下さい」との要請があり、簡単に書き込む。

やがてバスが到着、8:35発大台ヶ原行きバスに乗車。



一時間半以上もバスに揺られ、大台ヶ原に到着。遠い道のりではある。

先ずは、ビジターセンターを覗き、案内地図を購入。
ビジターセンター横よりの順路を進んで往きます。



そういえば、亡き母はこの場所を好んでいたようで、よく話を聞かされたものだった。

今の私は、かつて家人が想いをよせた地に立ち、おそらくは同じ景色を眺め、独自の感慨を抱きつつ、好ましいものとして受け入れている。
そんなことどもにも素直に感じ入ることができるほど年をとった、とすればそれまでだが、ただただ長くかかってしまったと、そんな気がする。
まあ、年をとるのも悪いことばかりではないのかも知れない。



樹林の道を突っ切った先は展望スペースになっていて、視界の先には伊勢湾まで見渡せるそうな。やはり遠くまで来たもんだわ。

左手に見えるのがどうやら最高峰の日出ヶ岳であるよう。そちらを目指します。



道すがらの光景。
木が倒れ、根っこの部分が剥き出しになっているのであるが、私は即座にワイアール星人を連想してしまった(同世代というか、わかる人にはわかると思うが)。



この先が日出ヶ岳山頂になるよう。
ここまではさしたる起伏もなく平坦な道のり。この登りも大したことはなくって、どうも本日の道行きは登山という感じがしない。



日出ヶ岳頂上(1694.9m)の展望台。
天候が良好であれば、富士山が見えることもあるのだと。
本日は例によって霞がかっていて、遠景は判然としていないものの、説明板に記された同方向にぼうーっと見えているのは御嶽山ではなかろうか。



正木峠、正木ヶ原と進み往きます。



私らの生まれる以前に襲った伊勢湾台風に起因する災厄で立ち枯れたという風景はもの悲しい。反面、晴天下の青空を背景にしてしまうと妙に映えてしまい、美しいとも感じてしまったり。



牛石ヶ原に至ると神武天皇象がこんにちは。八咫烏もおりますよ。



大台ヶ原といえば、この絵をよく見ます。セイロ嵓(ぐら)というのだそう。



これが日出ヶ岳やと思っとりましたですね。大蛇嵓(ぐら)というのだそう。
ここいらからも、壮大な大峰山脈が眺めやれます。



下りの道が続きまして、川に至る。そこに架かるシオカラ谷吊り橋を渡ると、なんと登りの道が。この登りは想定外であった。



少しばかりヒイハアと足を運びます。



コースを一巡しまして、ビジターセンターに。15時前のバスにて帰途に着く。
いやあ、遠かった。

大台ヶ原といえば「雨」。
年間を通して雨量が多い地域であるらしく、深田久弥著「日本百名山」の大台ヶ原山の項には、「大台ヶ原に登って雨に遭わなかったら、よほど精進のよい人と言われる。」との一文がありますが、実はこれ、私のことです。

2009-08-30

鈴鹿山脈北端の霊仙山



初めて「青春18切符」というのを利用しまして、新快速で東海道本線米原駅を経て醒ケ井駅まで。
以前より気になっていた霊仙山へ登ってみようと。

新快速とはいえ、在来線で米原あたりとなればけっこう時間を要するものの、朝はちょいと出遅れてしまい、何とかかんとか日帰り可能なペースでの山行となる。

この山ではヤマビルの害が公言されていたりするので、そんなことに怯みつつ登山口からすぐの小屋の前を通って登り往く。



樹林の登りを過ぎ、稜線を歩き始めた頃、道すがら、このイブキトリカブトという花が、咲き乱れていると形容できるほどに多く見受けられます。花の百名山ということで、このような話題もね。



広く開けた稜線を歩くのは気持ちよいもの。
なれど、本日は少々曇りがち、さらに霞がかる風で眺望はいまひとつ。



とかなんとか云っているうちに、頂上手前、経塚山あたりに至る頃、さきほどより広がりだしたガスがあたりに立ち込め、薄らとした眺望さえも望めなくなってきた。これ以上進んでも面白くなさそう、今日のところはここで撤退することに。
紅葉の時季にでも再訪することとしよう。